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T.M.WORKS(山梨県富士河口湖町)がこのほど、高周波音で野生動物との接触を防ぐ装置のリニューアル版「新型鹿ソニック」を発表。2020年10月に販売代理店マツクラなどを通じて販売を開始しました。
鹿ソニックは、人には聞こえない12k〜30kHzの高周波音を発生させ、鹿やイノシシ、鳥、小動物などの野生動物に「あぶないよ」を促す害獣忌避装置。同社らによると、野生動物と車両の接触事故が年間約10万件あり、北海道でもエゾシカが関係する事故が多いことから、これらの事故を防ぐために開発されました。
リニューアルした今回の新型鹿ソニック(RK-004)は、従来モデルより高周波照射距離と有効角度を強化し、有効範囲を約3倍に拡大。最大80メートル、有効角度左右50度(約100度)、約0.56ヘクタールの範囲で高周波を照射できます。また、範囲を約2倍する強化版の2スピーカータイプ(RK-005)も用意します。
利用シーンは、クルマへの搭載、道路や鉄道施設、農業用/キャンプ場/ゴルフ場などの据え置き設置など。2020年11月にJR中央本線にも導入され、大月〜勝沼間で稼働するとしています。
価格はRK-004が2万6000円(税別、以下同)、RK-005が3万1000円。農地や施設に設置するためのソーラーパネルキットや電源キットも用意します。
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2種類の標識を、10〜30代が多い5つのエリアに設置。