「とにかく作った人たちを尊敬」 標高3900メートルまでラクラク到達、スイス絶景ロープウェイのスケールがすごい(1/2 ページ)
景色の変化とスケールのデカさに見続けちゃうやつ。
富士山よりも高い標高3900メートル近くまで、ロープウェイに乗ったままラクラク到達〜。スイスのロープウェイはちょっとスケールが違います。
さまざまな乗りもの旅の様子を紹介するimon Rees氏の動画で、アルプス3大名峰・マッターホルンを間近で楽しむ展望台へのアクセスに利用するロープウェイ「マッターホルン・エクスプレス ゴンドラ」の様子を楽しめます。
登場するのは、標高1608メートルに位置するツェルマット駅から、途中の乗り換えを挟みながら標高3883メートルのマッターホルン・グレッシャー・パラダイス駅に至るルート。50分ほどの乗車時間でプラス2000メートル、ロープウェイで富士山より高い標高まで登っていきます。
ちなみに日本のロープウェイで最も標高が高い索道駅は、長野・駒ヶ岳ロープウェイにある千畳敷駅の標高2612メートルです。ここもすごい名所ですが、世界は広い……。
ツェルマット駅を発車すると、加速しながら急勾配を一気に登っていきます。出発してから9分ほどは豊かな緑やのどかなペンションなどが点在する、リゾート地らしい風景が広がっています。
高度が上がるにつれて草木がだんだんなくなってきます。「森林限界」という境界。高地へ登っていることを実感できます。
ツェルマット駅から33分で到着するトロッケナー・シュテク駅で大型のロープウェイに乗り換えると、マッターホルンが目前まで迫ってきます。ガラリと変化する景色もそうですが、こんなところを一直線にガンガン登っていくロープウェイもすごい……!
36分ごろから眼下に氷河が現れます。わぁぁ! この氷河もロープウェイは支柱なしで渡っていきます。
こうして動画のスタートから約50分。崖スレッスレに建つ終点のマッターホルン・グレッシャー・パラダイス駅に到着しました。そこからの絶景は、実際に行ってからのお楽しみ!
動画には「景色がめまぐるしく変わっていくことに驚いた」「とにかくこのロープウェイを作った人たちはすごい」など、約50分の長尺動画を時間も忘れて見入ってしまった人が続出していました。
富士山よりも標高の高い場所までロープウェイだけで登っていけるスケールの大きさに驚き。一度は乗ってみたい乗りものですね。
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