「たこたこたぁこたぁこたこたぁこ〜」という一度聞いたら頭から離れない主題歌でおなじみのアニメ「たこやきマントマン」。1998年から1999年にかけて放送されていた平成アニメのタイトルが2021年、突如Twitterでトレンド入り。令和の世にいったい何が……? 3月25日に起きた珍現象の真相を探るべくアマゾンの奥地もといSNSのジャングルへと捜索に向かいました。
「たこやきマントマン」が唐突に脚光を浴びた裏には、同日に放送されていた「アニソンバトルBEST20」(テレビ朝日系列)での歌手オーイシマサヨシさんの発言があったと判明。番組内容は1995年〜2000年の平成アニソンと、2021年の令和アニソンからぞれぞれトップ20を発表するもので、オーイシさんは平成版の1位として「たこやきマントマン主題歌」を激推ししていました。
その結果「たこやきマントマンで盛り上がる2021年、何?」「たこやきマントマン懐かしすぎて泣く」と視聴者が続々ツイートし、見事タイトルがトレンド入り。立役者のオーイシさんは「たこやきマントマンがトレンド入り嬉しい」とトレンド画面のスクリーンショットを添付してツイートしていて、ファンからは「やりましたね」「流石ですww」「オーイシさんの愛の力」とお祝いコメントが続々と届いていました。
なお「けものフレンズ」「月刊少女野崎くん」の主題歌などを手掛け、令和アニソンクリエイターの第一人者として目されるオーイシさんいわく、オープニング楽曲はワンコーラスが鉄板。しかし「たこやきマントマン」はたった1分40秒の間に「Aメロ+Bメロ、1サビ、2番、Dメロ、ラストサビ」までギッシリ要素を詰め込む異例の構成で、かねて情報量の多さを絶賛し過去のテレビ出演時には「たこやきマントマン熱く語りすぎて尺なくなりました」とツイートするほど、その愛はとどまることを知りません。この日も“クリエイター”の願望として、1位に入っていてほしいと猛プッシュ。惜しくも(?)トップは「そばかす」(るろうに剣心)に奪われましたが、確かな爪痕を残すことには成功しています。
ちなみに「呪術廻戦」第1期OPテーマ「迴迴奇譚」のパフォーマンスが絶賛されたことも手伝い、自身の名前や、番組内でも披露した自己紹介パワーフレーズ「おしゃべりクソ眼鏡」も同様にトレンド入り。それをさておき真っ先に「たこやきマントマン」のトレンド入りを喜んでいたことに、「話題にするのはそっちかーい!笑」とのツッコミも入っています。ごもっとも。
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