クルマのタイヤを「音速」で回転させたらどうなるの？　海外YouTuberのトンデモ実験映像がやばすぎる　測定装置は時速1332キロを記録

高速回転に耐えきれずふっ飛ぶ……！

　クルマのタイヤを音速で回転させたらどうなるのか。そんな疑問に挑んだ海外YouTuberによる実験映像が海外で話題になっています。

タイヤを「音速」で回転させようという実験（画像はYouTubeより）

We broke the sound barrier!!! （1332 km/h equivalent vehicle speed）

　実験を行ったのは、これまでもぶっ飛んだカスタムカーを作りあげて注目を集めてきた人気YouTubeチャンネル「Garage 54」。実験にはクルマのタイヤと、回転させるための動力源が一体となった装置が用意されました。自動車のエンジン周辺からタイヤまでのブロックを切り出したような見た目です。

用意した実験器具（画像はYouTubeより）

　微調整を施しつつ、いよいよ実験開始。回転速度が上がっていくにつれて、タイヤからは聞いたことのない音が響き始めます。そして、タイヤの回転速度が音速に到達したか否かというタイミングでタイヤが爆発四散！　超高速の回転から生み出されるエネルギーに耐えきれなかったようです。

　計測装置を確認すると、タイヤの回転速度は時速1332キロに到達していました。一般的に標準とされる「音速」は時速1225キロであるため、今回の実験は成功といえそうです。

　タイヤは音速を超えると爆発する。世界にまた1つ、無駄なクルマの知識が生まれた貴重な映像となりました。

音速を超えた直後に爆発四散するタイヤ（画像はYouTubeより）