キター!! トヨタ、新型「アクア」発表 新開発バッテリー搭載・リッター35.8キロ、198万円から【写真で見る】(1/3 ページ)
攻めのヤリス/安心信頼やさしい顔の「アクア」。
トヨタ自動車は7月19日、新型「アクア」を発表。同日に発売しました。
アクアは、ハイブリッドシステムを備えたコンパクト車種(2011年登場)。コンパクトハッチバックの世界戦略車「ヤリス」(関連記事)に対し、より街乗り利用を想定したハイブリッド専用コンパクト車として、あるいは「プリウス」(関連記事)より少し小さな車体を望む層に向けて展開する主力車種の1つです。
新型のテーマは「みんなにいい、上質さ、信頼感」。新開発のバッテリーと洗練させたハイブリッドシステムにより、従来モデルで評価された燃費性能、安心・安全性、信頼性、走りの楽しさを全方位アップデートしつつ「手に入れやすい価格帯」を実現するとしました。
パワートレインは1.5リッター直3のダイナミックフォースエンジンとリダクション機構付きTHS-II(ハイブリッドシステム)を搭載。併せて、駆動用車載電池として世界初採用(トヨタ)とする、高出力な新開発・新仕様のバッテリー「バイポーラ型ニッケル水素電池」をBグレードを除く全車に搭載します。
バイポーラ型ニッケル水素電池は従来型のニッケル水素電池に比べ、バッテリー出力を約2倍に向上させた新仕様のバッテリー。走りのキビキビ感を高めつつ、電動走行が可能な速度域も拡大し、街中を中心により多くのシーンで「EVモード」のみで走れるようになるとうたいます。燃費性能はリッター35.8キロ(Bグレード/WLTCモード)。従来モデルから約20%向上させました。
このほか、アクセルオフ時の回生力を高めてアクセル操作のみで加速も減速も行う「快感ペダル」機能もBグレードを除く全車に搭載。こちらは日産のシリーズハイブリッド「ノート e-POWER」などが採用する、いわゆるワンペダル操作スタイル実現するもの(トヨタ車として初採用)。走行モード「POWER+モード」を用意し、アクセルオフで減速が強く掛かるワンペダル操作を可能にします。
また、災害時などに電気ポットやドライヤーなどの家庭用電化製品をそのまま使えようにする「非常時給電モード」も全車標準化。AC100V(1500Wまで)対応アクセサリーコンセント、スマートフォンなどを充電できるUSB端子を標準で備えます。
予防安全装備にも最新の「Toyota Safety Sense」を搭載。レクサスの高級セダン「LS」(関連記事)や水素燃料電池EV(FCV)「MIRAI」(関連記事)に搭載した自動駐車アシスト機能「トヨタチームメイト アドバンストパーク」もオプションで選択可能としました。
車体サイズは4050(全長)×1695(全幅)×1485/1505(全高 2WD車/E-Four車)ミリ、ホイールベースは2600ミリ。
価格は198万円(税込、以下同)から。月額制のクルマ乗り放題サブスクリプションサービス「KINTO」(関連記事)の利用も可能、月額1万9580円(7年プラン・ボーナス月加算ありの場合)から。
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