歌舞伎役者の市川海老蔵さんが9月16日にYouTubeチャンネルを更新。2017年6月に逝去した妻・小林麻央さんと過ごした家の改装工事が終わり、子どもたちによるルームツアー動画を公開しています。
海老蔵さんは6月、麻央さんと暮らしていた旧宅を歌舞伎のけいこ場に改装中であることを同チャンネル内で発表。写真週刊誌では旧宅の売却疑惑が報じられていましたが、「私は売っておりません!」と同報道を否定しており、娘の麗禾(れいか)ちゃん、息子の勸玄(かんげん)くんと一緒に工事中の屋内を見学する様子を動画で公開していました(関連記事)。
今回の動画では、麗禾ちゃんと勸玄くんが自らカメラを回してルームツアーを敢行。「けいこ場が完成しましたー!」「今回はルームツアー、部屋の紹介をしていきたいと思います。いえーい!」と勸玄くんの元気いっぱいなあいさつで幕を開け、まずは玄関すぐ横に位置するけいこ場を充実の設備とともに紹介しました。
上階ではカメラマンを麗禾ちゃんにバトンタッチし、仏壇が2つ置かれた“伝統芸能一家”らしい部屋を紹介。来宅時と帰宅時は神仏にごあいさつ(お唱え)するのが習慣だそうで、麗禾ちゃんは「ここでは神ながらを唱えて二礼四拍手です」「ここでは十三佛眞言を5回唱え、日ごろの感謝を勤めます」など丁寧な説明を入れながら、2人で実際にお唱えする姿を披露しています。
また上階には麻央さんが使っていた部屋がそのまま残されており、麗禾ちゃんは「中を見せるとダメなんですけど、ここがママの部屋です」とドアの前に立ち止まって紹介。麻央さんの部屋を残したのは海老蔵さんの意向で、6月の動画では「ママの部屋はそのままだよ」「君たちの将来を考えると、この方がよいと思う」と子どもたちに思いを伝える姿を見せていました。
視聴者からは、「海老蔵さんの思いが詰まったとても素敵なけいこ場に仕上がりましたね」「大切な想い出のつまったお家に新しい物語が続いていきますね」など感慨深げなコメントが寄せられた他、「神ながらを唱えてる麗禾ちゃんと勸玄君がとても立派でした」「日本の伝統芸能の裏側を初めて見ました 一子相伝の芸能文化が次の世代へと流れていく過程を見れただけで感無量です」「伝統芸能を受け継ぐ中に、この様な大切な心構えを学んでいくのですね」など神仏を前にした子どもたちの所作に感動した人も多かったようです。
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