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【これポチ】妄想の解像度が4Kになる本 『物語を作る人のための 世界観設定ノート』で黒歴史をリメイクしよう(1/2 ページ)

本の空欄を埋めていくとオリジナルの世界観が出来上がる夢の1冊。

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 いろんな人から「買ってよかったもの」にまつわる体験談を聞いていく企画「最近これポチった」(略して「これポチ」)。2021年の締めくくりとしてねとらぼ編集部に「今年買ってよかったもの」を聞いてみました。

 第1弾はねとらぼ記者おすすめの本『物語を作る人のための 世界観設定ノート』のお話。5月にパイ インターナショナルから発売され、各書店で売り切れが続出している1冊です(関連記事)。

妄想の世界を4Kにできる魔法の本

── 購入のきっかけを教えてください。

 最近、趣味でゲームを作り始めまして、オリジナルのファンタジー世界を作るための参考書として購入しました。ファンタジー以外にも、例えば現代モノやSFの舞台を作るヒントも載っています。

物語を作る人のための 世界観設定ノート

── どんな内容なんですか。

 「歴史」「文化」「宗教」「風土」などなど、世界を構成する12の要素について章立てで解説してくれます。「侯爵と公爵ってどっちが偉いの?」「ファンタジー世界のインフラってどんな感じ?」みたいな、絶妙に痒いところの知識が身に付くので、妄想の解像度がめちゃくちゃ上がりました。中学2年生の自分にプレゼントしたら泣いて喜んだと思います。

物語を作る人のための 世界観設定ノート

── 表紙もおしゃれなノート風でいい感じですね。

 表紙だけじゃなくて、中身もノートとして自分の考えを書き込めるようになっています。本の流れに沿って空欄を埋めれば理想の世界がおのずと出来上がるって寸法です。無駄に細かい設定にこだわりすぎて頓挫した黒歴史ノートを後生大事に抱えている人も多いと思うのですが、この本は「必要最低限の要素」をピックアップしてくれているので、余計な枝葉が広がりにくいのもGood……。

物語を作る人のための 世界観設定ノート

 漫画やアニメをより楽しむための副読本としても優秀なので、創作活動をするつもりがなくともオススメできます。というか創作なんて設定を考えてる時間が一番楽しいわけで(※)、特に何かの舞台にするわけでもない、ただ頭の中にある妄想の世界を4Kにしてみるのも一興ですよ。

※個人の感想です。

※価格は記事掲載時点

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