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フォルクスワーゲン「Type 1」をベースにした「ボイトラー 1.2」が、海外オークション「Bonhams」に登場しました。
Type 1は、1938年に登場したフォルクスワーゲンを代表するクルマで、2000万台以上を生産した大ベストセラー車です。「ビートル」という愛称で親しまれ、生産が終了した現在でも根強い人気を得ています。
オークションに登場した「ボイトラー 1.2」は、Type 1をベースにカスタムした限定車として、1950年代に発売されたクルマ。ポルシェ「356」プロトタイプの開発にも関わっていたボイトラー兄弟が手掛けました。
特徴的なのは、半世紀以上が経過した現代でも通用する、美しくエレガントなフォルム。上品なクーペに生まれ変わった姿は、元が丸っこくてカワイイ「ビートル」だとは誰も想像できないでしょう。
ボイトラー 1.2の生産台数は28台のみ。追加注文で、ポルシェ「356」と同じエンジンとブレーキを装備できたそうですが、該当するモデルはわずか6台だけとのこと。
今回、出品されている「ボイトラー 1.2」は、1990年代後半にボイトラーで働いていたメカニックによるレストアが行われており、コンディションはとても良いそうです。
オークションのスタート価格は8万スイスフラン(約1070万円)となっています。
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