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ダム用に魔改造された“階段”がTwitter上で「すごい」「なにこれカッコいい」と話題です。なんだ、この形状……!
この階段は八ッ場ダム(やんばダム)に設置されたもの。「小さな階段を上り終えたら、また小さな階段。その階段を上り終えても、また小さな階段……」と、小さな階段が何度も重なる構成です。どうして、こんな芸術的な形に……?
画像を投稿したのは、「三大重工業」の1つである「IHI(旧・石川島播磨重工業)」。階段はダムの施工に携わっている同社の社員でも使用しているところを見たことがないとか。
それもそのはず。一見階段に思えるこのパーツは、ダムや堤防の本体を安定させるための「フーチング」という部分だからです。一方で、このフーチングは通常、点検の際に使用しているエレベーターが停止した場合は、“階段”として使用することもあるとのこと。
Twitter上では「いいなぁ、この広大な感じ」「天にも昇るような見事な階段ですね」など、階段に魅せられたという声が続々と上がっています。なかには「いややこんなん登るのw」「最初登るって意気込んで真ん中くらいで絶望して戻るに戻れなくなりそう」という反応も。
IHIの解説を見て「またひとつ賢くなった」「それでバルコニーみたいな余計な床面積が全ての階層にあるんだ。やはり階段は副産物なんだな」など、独特な形状になった理由に納得したという声もありました。
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