JR東日本が「東京総合車両センター」の裏側を公式YouTubeチャンネルで大公開。普段は見られない魅惑の施設内、そしてわくわくな車両メンテナンスの現場、早速見ていきましょう!
東京総合車両センターは、東京都品川区にあるJR東日本の車両基地および車両工場です。山手線の整備、定位検査、修繕といった日々メンテナンス、京浜東北線や東海道線などの首都圏の通勤・近郊電車のヘビーメンテナンスを行います。
説明員さんによると東京総合車両センターは「(2021年時点で)新橋客車区から始まり、開設150年超。実は1872年に新橋〜横浜間で開業した日本初の鉄道よりも歴史がある」のだそうです。2022年10月14日は鉄道開業150年記念日(関連記事)。日本の鉄道の歴史をともに歩んできた鉄道基地なのです。へぇぇ!
中はやっぱり……めっちゃ広くて車両もいっぱい! 丁寧+テキパキ。車両点検、洗浄、消耗品の交換、機器チェックなどの日常点検の作業にも見とれちゃいます。空調設備やパンタグラフの交換などもここで行います。「作業に使う工具、小さなボルトや細かい部品の数も徹底的に管理しながら作業します。不要なものは一切車両に残さない、とても重要なことです」。
おや、博物館クラスの歴史を感じる、もう引退した古〜い車両も置かれています。鉄道車両の基本的な機構や仕組みを学ぶ目的で古い車両「クモハ12052」などを残し、実車で定期的なメンテナンス訓練なども行うそうです。次の世代にも歴史や技能を伝えていくためでもあります。
最後に、中の人おすすめの「この周辺で電車をたくさん見たいならばここ!」というスポットは?
「いまおすすめなのは“高輪ゲートウェイ駅”です。構内のコンコースから山手線、京浜東北線、ちょっと遠くに東海道新幹線も見られます。東側に車庫がありまして、留置されている常磐線の特急電車やサンライズ出雲のような列車も見られますよ」。
鉄道大好きキッズとその家族の皆さん、休日のお出かけに「鉄道ビュースポット」いかがですか?
(カナブンさん)
おすすめ記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.