“イェ”ことカニエ・ウエスト、炎上シャツ批判を“元妻”盾にかわす 元義妹クロエ・カーダシアン「巻き込むな」とピシャリ(1/2 ページ)
イェを擁護するファンも多数現れています。
“イェ(Ye)”こと米ラッパーのカニエ・ウエストが10月5日にInstagramを更新。3日にパリのファッションショーで着用したシャツへの批判が殺到していることを受け、元妻でモデルのキム・カーダシアンの名前を挙げながら“なぜその批判の矛先を彼女に向けないのか”といった趣旨のテキストを公開し、さらに波紋を広げています。投稿にはキムの妹でモデルのクロエが反論のコメントを残した一方で、イェを擁護するファンも多数現れています。カオス。
ことの発端はイェが3日にパリで開催した、自身が設立したブランド「Yeezy」のイベント。黒人差別抗議運動「BLACK LIVES MATTER(黒人の命を軽視するな)」が世界中で広がるさなか、「WHITE LIVES MATTER」と記されたシャツを着用し批判が殺到(関連記事)。さらにシャツを批判したファッション誌編集者や、彼女が属する『VOGUE』誌、モデルのジジ・ハディットを巻き込んで事態をどんどん大きくしていました(関連記事)。
今回の投稿では、「何でみんな僕のシャツを批判するのに、子どもに会わせてもくれないカーダシアンについては何も言わないんだ」と、批判の矛先を元妻へ向けるべく急旋回。また、パリのイベントに同席し、炎上したシャツを着用していた保守系作家キャンディス・オーウェンを“唯一の理解者”と評価しています。
ことに「ジジやビーナス(シャツを批判したDJ)は、僕が子どもの誕生日パーティの場所を知らされなかったことをどう思ってるんだろう」「Tシャツに文句を言ってくる人たちは、あの時、何をしていたんだい。みんなが支持してくれると思ってたのに」と恨み節が止まらず。イェは1月、娘のシカゴちゃんの4歳の誕生日会に招いてもらえなかったことを“不当だ”と嘆いていました。
これに黙っていられなかったのか、コメント欄にはキムの妹クロエが待ったと言わんばかりに参戦。「イェ、あなたのことは愛している。こんなやりとりをソーシャルメディアでやるのは好まないけど、あなたが引っ張り込んでしまうから」「とにかく、これ以上キムをがっかりさせないでほしい。そして批判をかわすために、私たち家族の名を使わないで」と苦言を呈しています。
続けてクロエは「また誕生日の話。もう十分でしょ。いいかげんにして」と誕生日会の件に言及。「あなたは自分の子どもがどこにいるかぐらい知ってるでしょう。それに、誕生日会を別々に開きたいって言ったのはあなたの方だし、それを証明するテキストだってちゃんと残ってる」とイェのクレームを突っぱねました。
結びには「子育ての80パーセントはキムがこなしてる」「お願いだからもうこんな風に絡んでこないで。子どもたちだって平和に過ごしたいはず」とつづったクロエ。「あなたがまだ話し足りないなら喜んで話し相手になるけど、これからはプライベートにお願いね(ハート)」と論争はオフラインに持ち込むべきだと主張しています。
その後もイェはInstagramを更新し、「君はうそをついてる」「誕生日の記憶に僕の姿があると不都合だから、シカゴをさらったんだろ」「いつもそうやって黒人の父親をいじめるんだな」とまた反撃。イェの主張には多数のブーイングが送られた一方で、「彼を父親として認めるべき」「カニエを救いたい」「カニエのどこが悪いっていうんだ」と擁護するユーザーのコメントも多く見られました。
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