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JR各社“2023年春のダイヤ改正”注目ポイントまとめ 新駅開業、車両置き換えなど(2/2 ページ)

どう変わる?

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JR北海道

2023年春JRダイヤ改正
「オホーツク」「大雪」の時刻(画像:JR北海道)

 特急「オホーツク」と「大雪」は、全車両を283系に置き換え、札幌〜網走で平均2分(最大5分)、旭川〜網走間で平均4分(最大7分)所要時間を短縮します。

2023年春JRダイヤ改正
H100系(画像:写真AC)

 富良野線は全車両を電気式気動車「H100系」に置き換えます。H100系はJR北海道が保有するキハ40を中心に置き換える目的で、2020年から函館本線や宗谷本線などに投入している車両です(関連記事)。

 利用の少ない駅の見直しも実施。日高線の浜田浦駅は廃止され、釧網線の細岡駅は期間限定の営業になります。

JR東日本

2023年春JRダイヤ改正
E257系リニューアル車両(画像:JR東日本)

 高崎線の特急にE257系リニューアル車両を投入します。特急「草津」は「草津・四万」に変更し、全席指定席とします。特急「スワローあかぎ」は「あかぎ」に変更します。

2023年春JRダイヤ改正
高崎線特急の特急料金。「あかぎ」は新たな着席サービスを導入(画像:JR東日本)

 常磐線は、特急「ひたち」は全列車を品川発着に、「ときわ」は全列車を柏に停車します。

2023年春JRダイヤ改正
常磐線特急は利便性を向上(画像:JR東日本)

 東海道線の快速「アクティー」は廃止します。

2023年春JRダイヤ改正
幕張豊砂駅の外観イメージ(画像:JR東日本)

 京葉線の新習志野〜海浜幕張間に「幕張豊砂駅」が開業します。イオンモール幕張新都心に隣接し、武蔵野線の直通列車を含む各駅停車が停車します。

 青梅線は、青梅〜奥多摩間でワンマン運転を開始します。「ホリデー快速おくたま」は新宿・東京〜青梅間での運行となり、奥多摩までは直通しなくなります。

 田沢湖線では盛岡〜大釜間に「前潟駅」が開業します。イオンモール盛岡に隣接し、普通列車が停車します。

 山田線では、2022年3月12日から通年通過駅となっていた「平津戸駅」を廃止します。

JR東海

2023年春JRダイヤ改正
HC85系(画像:JR東海)

 特急「ひだ」は、全列車をHC85系に置き換え、一部列車は停車駅を見直して速達化します。

2023年春JRダイヤ改正
「ひだ5号」「ひだ16号」は停車駅を見直す(画像:JR東海)

JR西日本

2023年春JRダイヤ改正
大阪駅(うめきたエリア)に新設される改札口(画像:JR西日本)

 大阪駅に、新たに「うめきた地下ホーム」が開業します(関連記事)。特急「はるか」と「くろしお」は、大阪駅に新たに停車し、従来の関空・紀州路快速と比べ所要時間が短縮します。

 うめきた地下ホームの開業にあわせて、おおさか東線は全ての列車が大阪駅に乗り入れるようになります。従来の新大阪駅での乗り換えが不要になり、大阪駅までの所要時間は平均4分短縮します。また、「直通快速」がJR淡路駅に新たに停車します。

2023年春JRダイヤ改正
奈良線複線化の略図(画像:JR西日本)

 奈良線は、京都〜城陽間が複線化します。平日朝に京都〜宇治間で1往復増発し、2往復が城陽まで延長運転します。「みやこ路快速」は待ち合わせ解消により、所要時間が短縮します。

2023年春JRダイヤ改正
新快速「Aシート」を増発(画像:JR西日本)

 新快速の有料座席サービス「Aシート」は、2往復から6往復に増発します。

JR四国

2023年春JRダイヤ改正
東京・大阪方面への所要時間を短縮(画像:JR四国)

 岡山での接続を改善し、高松〜東京間は最大18分、高松〜新大阪と松山〜新大阪はそれぞれ最大16分短縮します。

JR九州

 各駅停車タイプの特急「ソニック」は、全列車が赤間駅に停車します。

2023年春JRダイヤ改正
福岡都市圏のダイヤ見直し(画像:JR九州)

 鹿児島本線(福岡都市圏)では、朝夕の運転時刻や区間を見直します。

(お詫びと訂正 2022/12/28 21:30)特急「ソニック」の停車駅に関する記述に一部不足がありました。お詫びして訂正します。



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