テレビアニメ「邪神ちゃんドロップキック」の第4期制作やリアルイベント開催を目指すクラウドファンディング(以下、クラファン)が1月13日にフィニッシュ。“最終日ブースト”で驚異の伸びを見せ、3000人以上の支援者から1億円を超える金額が集まりました。
「邪神ちゃんドロップキック」は、漫画家のユキヲさんが『COMIC メテオ』で連載中の同名漫画を原作としたアニメシリーズ。第3期まで放送された人気作で、違法の切り抜き動画に対抗して公式が最速アップロードしたり、ふるさと納税で制作費を募ってアニメ制作した結果“ひともんちゃく”あったりと、本編以外でも話題に事欠かない作品となっています。
今回のクラファンは、過去最大級のオンラインイベント「邪神ちゃんフェス」の開催と第4期を見据えたOVAの制作が目標。「邪神ちゃんフェス」は2023年5月4日に開催が予定されており、OVAは3000万円ごとに1話制作されることが伝えられていました。
クラファンは2022年11月30日にスタートし、最終日を迎えた時点で8000万円を超える支援を達成。OVA2話分の制作が決まる上々の結果でしたが、最終日の駆け込み支援で驚異的なブーストを見せ、フィニッシュ時には支援者3348人から合計1億1596万4266円の支援が集まりました。まさかの1億円超え……!
クラファン終了後、同作の公式Twitterは「次はこちらがお返しする番です。必ず楽しい企画、いい作品を皆さまに届けます。これからもずっと邪神ちゃんを好きでいて下さい! 今回は本当にありがとうございました!」と感謝のメッセージを投稿。
ファンからは、「まさかの1.1億円超えとは…驚きました」「さすが邪神ちゃん!」「邪フェス、OVA、その他いろいろな企画を楽しみにしています!」「おめでとうございます! これからも邪神ちゃんずっと応援します!」「本当にみんなに愛されてる作品だと実感」など祝福の声が多くあがっています。
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