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人気ビジュアル系バンド、週刊誌報道後に「大事なお知らせ」→「新作発売します」で非難ごうごう 「ファンを馬鹿にしてませんか」(1/2 ページ)

女性への性加害疑惑が報道されたばかり。

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 ビジュアル系バンド「アルルカン」が2月16日、公式Twitterで「大切なお知らせ」を告知。メンバーの不祥事疑惑が報じられる中で、肩透かしの内容が「オフィシャルが火に油を注いでどうする」「ここまで心配させてファンを馬鹿にしてませんか?」と一部から反発を食らっています。

 ファンが「新譜やツアーが延期になっても待ちますから!!!!!」「頼むから乗り越えてくれ!!」と戦々恐々とする中で発表されたのは、4月の新アルバム発売予定とそれに伴う新ビジュアルでした。

 アルルカンは前日となる15日、一部週刊誌がギター、來堵(くると)さんについて女性への性加害の疑いで警視庁の捜査を受けていると報道。それだけに大切なお知らせが単なる告知だったことで「ここは真摯に対応するべきだった」「困惑しか生まれない」「運営サイドのやり方なのか本人たちの意思なのかは知らないけど心配したり不安になってたファンたちに対してバカにしてるような感じを見て悲しくなりました」と疑問視するリプライがファンから投稿されています。

アルルカンの新ビジュアル
ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を模した新ビジュアル(画像はアルルカン公式サイトから)

 渦中の來堵さんは16日、自身のTwitterを更新して「記事の内容にあるような後ろ指される事は一切やっていません」と報道内容を否定。捜査を受けていることは認めながら「警察の方にも全てを話し協力しております。事務所や弁護士の方とも相談し、疑いが晴れ、ファンの方に安心していただけるよう努力いたしております」と述べました。

 また、ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」を模した新ビジュアルについて「これからの活動指針」と説明。「今の僕の心境、それに準ずるバンドの気持ちとがリンクしてる気がした。報道があってから時間空けてしまい皆に大変不安な時を過ごさせた事、本当に申し訳ありません」と謝罪していますが、一方で「まっっったくもって1ミリも理解できん」「あんな報道されといてファンの気持ちを置き去りにした便乗商法、宣伝かよ」と受け止めきれないファンも少なくありませんでした。

 アルルカンは2013年に結成されたビジュアル系バンド。もともと5人組でしたが、2022年9月には女性問題を理由に失踪したドラムの堕門(たもん)さんが再び失踪したため2023年に1月に解雇。以来、4人組バンドとして活動を継続しています。

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