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人々の命を救う災害救助犬の雄姿に1.5万人が賛美 「助けたいって気持ちが伝わる」「感動しました」

良い表情です。

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 Twitterに投稿された雪山や山林で捜索訓練に取り組む災害救助犬の姿が話題です。投稿は記事執筆時点で1万5000件を超える“いいね”を獲得しています。

 雪の中でしっぽをぶんぶんと振り、よく通る声で吠えているのはホワイトスイスシェパードの「コア」くんです。普段は投稿主さん宅の家庭犬として暮らしているコアくんは、「災害救助犬」と「ショードッグ」という2つの顔を持っています。

動画冒頭コアくん
救助隊の皆さんを呼ぶコアくん

 災害救助犬は地震や土砂崩れなどの災害が発生した際に出動し、優れた嗅覚を使って行方不明になっている人を探すワンコのこと。災害現場は足元や状態が悪いことが多いため、災害救助犬たちは日頃からさまざまなシチュエーションで訓練を行っているのだとか。

救助隊の皆さんと向こうを見るコアくん
埋もれている人の場所を伝えています
雪を掘るコアくん
一緒にほりほり

 この日コアくんは雪崩で雪に埋もれてしまった人を探し出す“冬山遭難救助訓練”に参加していました。人が埋もれている場所を見つけて救助隊の仲間を呼ぶコアくんの表情は、とっても誇らしげで生き生きしています。とってもりりしいコアくんですが、救助隊と一緒に雪を掘る姿はなんともかわいらしいですね。

雪山発見
埋もれていた人を発見しました
なでてもらうコアくん
コアくんありがとう!

 なおコアくんは埋もれている人を見つけた場合、生存している場合はほえて、亡くなってしまっている場合は伏せてアラートする(知らせる)ように訓練を受けているのだそうです。

 訓練の場所は雪山だけでなく、山林やがれきの中など多岐にわたるのだとか。雪山や山林でも生き生きと捜索訓練に取り組むコアくんを見ていると、思わず「ありがとう」と口にしたくなりますね。

山林捜索訓練
「Search」の指示とともに飛び出すコアくん
木々の間を走るコアくん
木々の間を駆けていきます

 投稿主さんは「犬が楽しく、安全に」をモットーに、救助犬活動を行っているそう。人間の指示を聞くだけでは災害現場で捜索を行うことは難しいため、コアくんが自信を持って楽しく捜索できるよう、普段から良い関係を築く心掛けをしているのだそうです。

発見!
発見!
ぴょんぴょんするコアくん
一生懸命吠えて場所を教えてくれるコアくん
こちらを見るコアくん
誇らしげな表情がかわいいです

 日々訓練を頑張るコアくんには、「コア君の頑張りが多くの人を救う…ありがとう!」「素晴らしいですね、ほんとに嬉しそうに生き生きしてますね」といった、たくさんのコメントが寄せられています。

 とってもエネルギッシュで甘えん坊な性格というコアくん。投稿主さんはTwitter(@kainehenalu)と公式サイトに、コアくんの活動や普段の様子を公開しています。幅広く活躍するコアくんが気になる人はのぞいてみると良さそうです。

画像提供:Rookie(@kainehenalu)さん

三日月 影狼

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