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山にいた野良猫を保護→山小屋で療養して2年…… 自宅への引っ越しに奮闘する飼い主に「あとは幸せになるだけ」と感動の声

ママさんの頑張りがすごい……!!

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 YouTubeチャンネル「コノポックル 猫と主婦の秘密基地」に保護してから2年の間、山小屋で暮らしていた猫ちゃんを自宅に連れて帰ったときのお話が投稿されました。記事執筆時点で動画は18万5000回以上再生され、7000件をこえる高評価を獲得しています。

サムネイル
2年過ごした山小屋からお引っ越しです

 投稿主さんは2年前、こつこつとためたへそくりを使って山小屋風の別荘「コノポックル」を購入しました。そして自分だけの秘密基地を楽しみながら修繕を行っていたところ、1匹の野良猫がごはんをもらいに来るようになったのだとか。

 シロさん(関連記事)と名付けられたその白猫は長く山で暮らしていたようで、最初は決して人間に近づかなかったそうです。

ぜい沢
山小屋に行けばシロさんと美しい景色が待っていてくれました

 その後少しずつ距離を縮めていき、2021年2月20日には無事シロさんを保護。しかしガンに侵されていた両耳を切除したこと、猫エイズのキャリアだったこと、妊娠出産を繰り返して体力が低下していたことから、シロさんは慣れしたんだ地域から出さない方が良いと判断、山小屋で療養生活を送ることになったのでした。

 投稿主さんはシロさんの体調を最優先に考え、その日から片道2時間かけて山小屋へ通いお世話を続けていました。しかし3月末に次男くんが新天地に旅立ち、シロさん用の部屋が確保できたことから、自宅に連れて帰ることに決めたのです。

腎不全なら
もともと引っ越し前に動物病院に行く予定だったものの、体調を崩してしまったシロさん
籠城シロさん
手が届かない場所に籠城してしまいました

 しかしシロさんは何かを察したのか引っ越し前日には食べ物を吐き、食欲も落ちてしまいました。さらに頻尿と血尿もみられ、腎不全などの重篤な病気であれば引っ越しどころか即入院かもしれない……という状況になってしまったのです。

診察台の上のシロさん
山小屋以外では固まってしまうシロさん
連れて帰ることに
大きな病気はなく、一緒に帰れることになりました

 抵抗するシロさんを何とか確保し、動物病院で血液と尿、超音波検査を受けたところ検査はオールクリア。膀胱炎になってしまっていたため、皮下点滴だけ受けることになったのでした。

シロさん部屋
シロさん部屋に到着です
初日はほぼトイレ
初日はほぼトイレで過ごしたシロさん

 そして2時間のロングドライブを経て、シロさんは投稿主さんの自宅に到着します。もともと警戒心が強いシロさんは慣れない環境に落ち着かないのか、食欲がなかなか戻りません。幸いにも血尿と嘔吐(おうと)は治ったため、改めて時間をかけてシロさんを見守っていく覚悟を決めた投稿主さんなのでした。

自宅猫
自宅の猫ちゃんたちはシロさんのにおいに興味津々な様子
ペットカメラのシロさん
慣れるまでには長い時間がかかりそうです

 シロさんと投稿主さんの2年間と大きな決断が詰まったこちらの動画には、「安心しました。素晴らしい決断と行動力、尊敬します」「引っ越し完了おめでとうございます。これからもシロさんにいっぱいの愛情を与えて下さい!」といった、たくさんの優しいコメントが寄せられています。

山小屋のシロさん
シロさんが自宅でも凛と美しい姿を見せてくれる日が待ち遠しいです

 投稿主さんはYouTubeチャンネル「コノポックル 猫と主婦の秘密基地」に、シロさんや自宅の猫ちゃん&ワンコの様子を投稿しています。シロさんの近状は、Instagram(@conopockle)でも見られますよ。

雪景色の中のシロさん
シロさんの新居公開です
特別なゲストさんが来た日

画像提供:YouTubeチャンネル「コノポックル 猫と主婦の秘密基地」

三日月 影狼

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