ニュース
「ポケモンカード」の転売めぐり、ポケモンとメルカリが協定を締結 両社の緊密な連携を表明(1/2 ページ)
メルカリでは以前から、「ポケモンカード」の高額出品や取引などが見られていました。
advertisement
ポケモンとメルカリは6月13日、メルカリのマーケットプレイス上で消費者がより安心、安全に取引できる環境の構築を目指し「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結したと発表しました。
同協定では「ポケモンカードゲーム」を展開するポケモンとフリマサービスを運営するメルカリが、商品情報や発売情報を事前に共有し、特定の新商品発売前後にWebサイト、アプリなどで注意喚起を行うとしています。権利侵害品対策(ポケモンとメルカリが協議の上、合意した特定の商品について、メルカリの利用規約に違反する出品への削除対応の実施)なども緊密に連携して進めていくとのこと。
両社は「本協定に基づき、お客さまがより安心・安全に両社の商品・サービスをご利用いただける環境の構築に努めてまいります」とコメント。また、ポケモンカードゲームは16日に発売予定の「強化拡張パック『ポケモンカード151』」に関して、転売などの営利目的の購入を禁じ、メルカリを始めとしたフリマサービスでの高額な取引について注意喚起を行っています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「ポケモンカード」新作発売で購入戦過熱 深夜の行列に警察出動の報告、店前でテントキャンプをする事例も
純粋にカードゲームとして購入したい人たちに届くのでしょうか。 - “転売ヤー”対策でオリエンタルランドとメルカリが覚書 高額転売や権利侵害に対して緊密に連携
ファーストリテイリングやUSJとも同様の取り組みをはじめています。 - USJとメルカリが「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結 物販品・チケット類の高額転売・買い占め防止のため連携
これは期待。 - 福山雅治ファンクラブ、転売チケットは「“買った側も”永久退会」 厳しい対策が「全興業がこうあってほしい」とトレンド入りの反響
高額で売るのも買うのもダメ。 - 「PS5購入者は箱に名前を書いてもらう」ノジマはなぜ転売ヤーを許さないのか? 苛烈な転売対策の背景を担当者に聞いた
転売対策にかける思い。