喫煙者のマナー「たばこを吸ってもいいですか」の聞き方を少し変えてみただけで……お互いに気持ちよく過ごせる尋ね方が話題に（1/2 ページ）

何はともあれ、いい感じにしたいものです。

　日常のハッとするような気付きを与えてくれるツイートを、イラストとともにご紹介する企画「その視点はなかった」。今回は尋ね方を少し変えるだけで……というお話です。

（イラスト：逆襲）

ほんの少しの違いですが

初対面の人と同席する場でタバコを吸う際には、まず「タバコ吸ってもいいですか？」と聞く。マナーだからだ。八割方みな「どうぞ」と言う

でも本当に八割がOKなのか？聞き方の問題かもと思い、試しに「タバコ吸わない方がいいですか？」と聞くようにしてみた。語尾を変えただけで、五分五分になった

（九月さんのツイートより）

　ピン芸人の九月（@kugatsu_main）さんのお話。初対面の人の前でたばこを吸うときは、マナーとしてまず「たばこを吸ってもいいですか」と尋ねているそうです。これに対してほとんどの人は「どうぞ」と許可してくれていたそうなのですが、ふと疑問に思い「たばこを吸わないほうがいいですか」と、ほんの少しだけ尋ね方を変えてみたといいます。

　結果としては「吸ってもいいですか」では8割程度で許可が出ていたところ、「吸わないほうがいいいですか」では5割程度でしか許可が出なかったそうです。

　これを受けて九月さんは「前者では喫煙者がたばこを吸いたいという気持ちが、後者では非喫煙者の吸ってほしくない気持ちが主題になっている」と分析した上で、「基本的には非喫煙者の前でたばこを吸わない方がいいのが前提なのだろう」と考えました。

　このツイートには「本当は吸ってほしくないけど、確認してくれるだけで十分嬉しいです」「唐揚げにレモンかける時も同じことが起きますね。と言うか、全てのことに同じことが起きますね」「面と向かっていいえはいいづらいよね。これ使えば色々できそう。箸とかもお付けしますか？じゃなくていりませんか？でエコになるんじゃないのかな」など、さまざまな声が寄せられています。

記事：たけしな竜美（@t23_tksn）