“100万人に1人の病気”公表したセリーヌ・ディオン、久々に元気な姿 2022年に歩行や歌唱も困難と涙の告白、ツアーも中止に(1/2 ページ)
笑顔が見られてうれしい。
2022年12月に非常にまれな中枢神経系の病気「スティッフパーソン症候群」を患っていることを告白していたカナダの歌手セリーヌ・ディオンが、現地時間10月30日に行われたナショナルホッケーリーグ(NHL)の試合観戦で久しぶりに公の場へ姿をみせました。病気によって歩行や歌唱も困難であると明かされていたセリーヌの元気そうな様子に、多くのファンが喜びのコメントを寄せています。
セリーヌが足を運んだのは、ラスベガスにあるT-モバイル・アリーナで行われた地元モントリオール・カナディアンズとベガス・ゴールデンナイツの一戦。カナディアンズのホッケーコミュニケーション副社長のシャンタル・マシャベは自身のInstagramで、「昨日のベガスでの試合にすばらしい訪問者が。セリーヌ・ディオン。あなたの寛大さに感謝します。チーム全員、あなたとご家族にお会いできうれしかったです」とコメントを添え、セリーヌとの2ショット写真を投稿しました。
写真でニッコリ笑顔を見せたセリーヌはつややかな肌をしており、髪をまとめメイクを施しアクセサリーも身に着けています。サンドベージュの着心地の良さそうな服へ白いフレンチスリーブのダウンベストを羽織っており、とてもおしゃれで元気そうな印象です。
この写真には多くのファンがコメントを寄せ、「健康で幸せそうなセリーヌをみられてうれしい」「投稿してくれてありがとう。セリーヌが元気そうだということがわかってよかった」「セリーヌ! あなたに会えなくてみんなさびしかったよ」「何だか少し希望が持てた」などとうれしい驚きをあらわにしました。なお試合は残念ながら、ホームのゴールデンナイツが勝利しています。
また、セリーヌも自身のInstagramへ写真を投稿。こちらでは3人の息子とともにチームと交流する様子などをシェアし、「月曜の夜、息子たちと私はベガス・ゴールデンナイツとの試合が終わったモントリオール・カナディアンズに会え、とてもうれしかったです。良い試合でした!!! みなさん、試合後に会ってくれてありがとう! 私たちにとってとても良い思い出となりました。良いシーズンを!」とコメントを添え、久しぶりに日常の様子をファンにへ報告した投稿となりました。
こちらの投稿へもファンから多くの反応があり、「セリーヌが恋しいよ。お願いだからどうしてるか教えてほしいな。元気な姿が見られてよかった。いなくならないでね」「動画もシェアしてほしいな。笑ってるところが見たいんだ」など、今回の写真を喜びつつ、もっといつもの様子を見せてほしいと嘆願するコメントが相次いでいます。
映画「タイタニック」のテーマ曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などで5度のグラミー賞に輝き、世界中に多くのファンを持つセリーヌ。2014年にがんの闘病中だった夫ルネ・アンジェリルを支えるため活動休止を発表。2015年に活動再開しましたが、2016年には夫と兄を数日の間で立て続けに亡くし、再び活動を休止しました。2019年にようやく活動を再開させたあとも困難は続き、2022年に公開した動画で涙を見せながら病気を告白。長い間健康上の問題を抱えてきたと明かしました(関連記事)。
「100万人に1人の割合で発症する」とセリーヌが述べた「スティッフパーソン症候群」は、主に体幹や腹部の筋肉が硬直していき、進行すると全身の筋肉が硬くなり動かなくなってしまうという病気。診断がつく前からけいれんに悩まされてきたと明かしており、日常生活では歩くことや歌うことも困難であるとしていました。また、5月には2023年から2024年にかけて予定されていたツアーの中止が発表されていました。
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2021年7月に出産。