携帯越しに部下に怒鳴っているおじさんが…… → 話をよく聞いてみると判明した真実に「すげー良い上司」「どちらにも幸あれ」（1/2 ページ）

今どき珍しいかも。

　ちょっとした言葉遣い1つで、気持ちが暖かくなることってありますよね。そんな心が暖かくなるような一場面を切り取ったツイートを、イラストと一緒に紹介する企画「すてきな実話」。今回は路上で携帯越しに怒鳴っているおじさんが見せた、意外な一面についてのお話です。こんなんほれてまうやろ……！

あくまで「休め」なのがポイント（イラスト：逆襲）

「こっちでなんとかするから、お前はもう帰って休め！」

そういや夕方、買い物に行ったら路上で、
「うるせぇ、黙れ、うるせぇ！」って、どうやら部下相手に携帯で怒鳴っているおじさんがいましてね、「ああ怖い上司なんだな」と思ったら、「こっちでなんとかするから、お前はもう帰って休め！」と、ただの面倒見のいい人だったｗ

（SOW@さんのツイートより）

　普段は作家として「剣と魔法の税金対策」といった作品を手掛けているSOW＠（@sow_libra11）さん。あるとき近所を歩いていた際、路上で部下らしき人相手に携帯越しで「うるせえ、黙れ、うるせえ！」と怒鳴っているおじさんを見かけたそうです。その光景を見て「怖い上司だな」と思っていたところ、よく話を聞いてみると「こっちでなんとかするから、お前はもう帰って休め！」と怒鳴り声とはギャップのある、優しい気遣いの言葉が。一見すると怖い上司らしき人が、よくよく話を聞いてみるとただの面倒見のいい人だった……という、その優しいギャップが反響を呼んでいます。

　返信欄には「すげー良い上司」といったおじさんたちへの声のほか、「人の話は最後まで聞かないと分かりませんね」とリプライも。

　「下手にお前は帰れと言ってしまうと当人が追い詰められるので、あえて休めと言葉を変えるところがポイントですね」とも語るSOW＠さん。面倒見が良いだけでなく、言葉遣いにも気が回っているその姿が魅力的に写ったのかもしれませんね。