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山口達也、入院治療後初のテレビCMで“新しいスタート” 青空の下みせた笑顔に「声聴いたの久しぶりすぎて泣きそう」(1/2 ページ)

すてきだ。

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 元「TOKIO」の山口達也さんが1月4日にX(Twitter)を更新。鹿児島市を中心に展開する医療福祉関連事業「あおぞらケアグループ(株式会社ACG)」のテレビCMに出演したことを報告しました。

ナレーションで「独りでは進めない道もみんながいたから乗り越えられた」

 山口さんは「鹿児島市『あおぞらケアグループ(株式会社ACG)』様のコマーシャルに出演させていただきます」「自分が病気になって初めて介護の現場を知りました 微力ながら力になれればと思います」と出演にあたってコメント。

 15秒のCMは、山口さんが「独りでは進めない道もみんながいたから乗り越えられた」「支えてくれる人への感謝、それが僕の新しいスタート」という自身のナレーションに合わせて、確信に満ちた笑顔とともに遠く広がる青空の果てを見つめる後ろ姿を捉えたものに。

 同社代表の大牟禮康佑さんは「山口達也さんの様に、生きることの困難さに向かい合い、日々を懸命に生きている皆さんに、寄り添えるような会社でありたいと思います」と、山口さんをCMに起用した理由についてX(Twitter)で明かしています。

山口達也CM
CMでの山口さん(画像はYouTubeから)

自分の回復にもつながるし支援者の方の応援にもなれば

 また同社が運営しているYouTubeでは、メイキングの様子も公開。山口さんは始終ほがらかな様子で撮影に臨んでおり、撮影後のインタビューではリラックスして取り組めたと振り返りました。

山口達也現在
撮影現場での様子(画像はYouTubeから)

 撮影の感想に加え、「病気になるまでは こういう介護の世界とか全くほとんど知らなかった」とアルコール依存症を治療中の立場からしみじみと語り、1年もの間勉強する中で支援者や当事者との信頼関係やお互いのつながりが大切であること、当事者の回復があって支援者も報われていること、お互いの関係の中で笑顔が生まれていくことなど現場の現状について知ることができたとコメント。

 「今回こういうお仕事いただいたんで また自分の回復にもつながるし支援者の方の応援にもなればすごくうれしいなと思った」と現在の思いを伝えています。

山口達也CM
撮影後、インタビューに笑顔で応える山口さん(画像はYouTubeから)

 ファンからは「CM出演、それも介護関係のCMとは! 本当に一本筋が通っている感じですね」とテレビ復帰に選んだCMが福祉関連であることを称賛する声や「声聴いたの久しぶりすぎて ちょっと泣きそうになった」「嬉し過ぎて涙出る」「久々に達也さんの元気そうな声を聞けてうれしいです」「とてもいい笑顔! 本当の山口くんが戻ってきた感じがしました」とCM出演に歓喜する声とともに、「再起への良いモデルケースになってください」と不祥事でテレビ業界から距離を置いていた山口さんの今後を応援する声があがっていました。

入院治療後初となる出演

 山口さんは2018年4月に未成年に対する強制わいせつの容疑で書類送検され、当時所属していたジャニーズ事務所から無期限謹慎処分に。

 同年5月に起訴猶予となった後には、同事務所との契約が解除となり、2020年には酒気帯び運転で現行犯逮捕後に略式起訴され、罰金刑に処されていました。

 山口さんは事件発生に際してアルコール依存症を公表し、入院治療後には「飲酒運転防止インストラクター資格」「メンタル心理カウンセラー資格」「依存症予防教育アドバイザー資格」などのアルコールや依存症に関連した資格を取得。

 2023年3月には「株式会社山口達也」を設立し、アルコール依存症当事者や依存症全般に対してのアドバイザー業務を本格化させていました(関連記事)。なお、CM出演は入院治療後では初となります。

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