『GTO』作者の藤沢とおる、逝去の中尾彬さんを“教頭イラスト”で追悼 「内山田役では大変お世話になりました」（1/2 ページ）

内山田教頭好きだった。

[深戸進路，ねとらぼ]

　漫画『GTO』の作者である藤沢とおるさんが5月23日にX（Twitter）を更新。5月16日に心不全のため亡くなった俳優の中尾彬さんを、ドラマ版「GTO」で演じた内山田ひろし教頭のイラストで追悼しています。

妻・池波志乃さんは「とても穏やかに本当に眠るように息を引き取りました」

　中尾さんは1998年に放送されたドラマ「GTO」に、反町隆史さん演じる主人公・鬼塚英吉の敵役である教頭・内山田ひろし役で出演。同作は4月に26年ぶりとなる続編が放送されていましたが、中尾さん演じる内山田は登場していませんでした。

　原作者の藤沢さんは、中尾さんの訃報を受けて「内山田の今日の祈り」と1枚のイラストを公開。黒の背景に「中尾彬さん ご冥福をお祈りいたします」と手書きの追悼文が記されており、中央には頭を下げた内山田教頭が描かれ、吹き出しには「内山田役では大変お世話になりました」「ゆっくりお休みください」と感謝の思いがつづられています。

　藤沢さんの投稿には、「嬉しいですねこういう計らいは。ご冥福をお祈りします」「中尾彬さんの内山田好きだった」「めっちゃハマリ役だったなぁ……」「本当に素晴らしい演技をありがとうございました ご冥福をお祈りします」など故人を惜しむコメントが多く寄せられました。

心不全のため81歳で亡くなった中尾彬さん（画像は「古舘プロジェクト」公式サイトから）

　中尾さんの訃報は、5月22日に所属事務所「古舘プロジェクト」が発表。また妻で俳優の池波志乃さんは、「今年に入って足腰が悪く体力も落ちて、医師の訪問を受けながら、本人の意思により、自宅でゆっくり休んでおりました。時には取材や、足腰をかばっての仕事もやらせていただき、本人は元気で12月の旅行に向けて、頑張ってリハビリをしていたくらいでしたが、15日に容態が急変し、16日の夜中に自宅で私と二人の時に、とても穏やかに本当に眠るように息を引き取りました」と中尾さんの最期を伝えています。

事務所の発表全文（画像は「古舘プロジェクト」公式サイトから）