8月のお盆には、ご先祖様や故人に線香をあげる人も多いのではないでしょうか。線香は白檀や沈香など和の香りが一般的ですが、X（Twitter）ではちょっと変わった線香がなじみ深い喫茶店から販売されていると話題に。投稿は記事執筆現在までに約6万件の「いいね」を突破しています。
コーヒー粉を再利用した「珈琲のお線香」
Xで話題になっていたのは、コメダ珈琲店で販売されている「珈琲のお線香」です。この話題を投稿したのはXユーザーの杏（@apricot_candy_a）さん。
「珈琲が好きだった人のお墓参りの為にコメダのお線香を買ったんだけど、珈琲粉を再利用してるだけあって『珈琲専門店の入口の香り』って感じで良き」とコーヒーの香りがする線香を使った感想を明かしており、「普通にお香代わりにも使えた。お手頃価格なのにいっぱい入ってる」とも伝えています。
この商品はコメダ珈琲店がローソクやお線香などの製造・販売で知られる「カメヤマ」と共同開発したもので、コメダブレンド抽出後のコーヒー粉を再利用しているとのこと。また、コメダ珈琲店の公式オンラインショップにて1箱（約50グラム）が750円で販売されています。
この投稿は大きく注目されたことから製造元も知るところとなり、カメヤマ公式Xは「えらいこっちゃですぞ！」「既に生産MAXですやん」とX担当者や工場責任者らが慌てる様子を寸劇風にポスト。
また、他にも投稿を見た人からは「わあ、これ凄く良いですね…！」「コメダ珈琲でこんなの売ってるんだ！」と驚く声の他、「コーヒー好きだった母が喜んでくれそうです！」「コーヒー好きだった故人に良さそうですね」という声も寄せられていました。
なお、カメヤマは他にも「故人の好物シリーズ」として、「ココアシガレット」「ワンカップ大関」「ミルキー」「井村屋あずきバー」「不二家ネクター」「北のかおりハッカ油」などの香り付き線香や、故人が好きだった飲み物や食べ物をかたどったロウソクなども販売しています。
画像提供：杏（@apricot_candy_a）さん
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