「男性の体臭苦手」と投稿したことで所属事務所から契約を解除されたフリーアナウンサーの川口ゆりさんについて賛否の声が上がる中、芸能事務所「VOICE」が8月16日、公式サイトを通じあらためて声明を出しました。
“普段の素行の悪さ”に事務所反論「そのようなことはありません」
声明は、「契約解除の理由と経緯について」「川口氏との関係性について」「各人のSNS運用について」「お詫びとご報告の一部文言修正について」「今後の対策について」の5項目に分けて説明。契約解除については、「言葉を扱う仕事である以上、言葉によって多くの方を不快にさせ、傷つけてしまったという事実を重く受け止め」、契約違反と判断したとあらためて説明しました。
その背景には、この件で同社宛てに深く傷付いたという内容のメールや問い合わせが多数寄せられたことを明かし、「言葉で誰かを傷つけることがないよう」という自社ポリシーに照らし、業務委託契約を続けることは困難という苦渋の決断に至ったとしました。
ただし、この件を除けば川口さんと同社の関係性は良好だったと説明。一部ネットで臆測があがっている川口さんの“普段の素行の悪さ”が契約解除につながったとする言説には、「そのようなことはありません」と否定。
また、8月11日付けで掲出した契約解消の報告の中にあった「名誉を毀損する」という表現は、弁護士確認の下、慎重に選択したものだったものの、川口さんへの罰則を印象として強めてしまった可能性に思い至ったとして、同箇所を「侮辱する」という表現に修正したことを報告しています。
同社は最後に、「言葉には力があり、愛や勇気を届ける素晴らしいものでもありますが、時に武器となり人を傷つけてしまう恐ろしいものでもあると改めて痛感しております」と言葉が持つ力をあらためて認識したとして、所属アナウンサーや従業員に対して、SNS投稿についてのルールの設定と講習会などの実施を検討中だとしました。
「男性の体臭苦手」投稿を巡る動き
川口さんは8月8日にXで「男性顧客向けの美容事業をますます頑張りたいな」とした上で、「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」「常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」とつづり、賛否を巻き起こしていました(同投稿は後に削除)。
VOICEは11日に、「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められた」として川口さんとの所属契約を10日付けで解消したと報告。また同日には川口さんが提携講師として所属していた「青山プロダクション」も10日付けで所属契約の解消を発表していました。
「男性の体臭苦手」投稿による契約解除はネットでも注目され、「当たり前の事言っただけなのに契約解除は可哀想過ぎます」「夏場の激臭おじに苦言を呈しただけでクビは……」など擁護するタレントらの声もあがっていました。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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