棍棒による殴打だけで杉の丸太を折るチャレンジが行われ、「良い狂気」「参加したい」と反響を呼んでいます。4625発の殴打数によって無事に折ることに成功し、パワフルに棍棒を振るダイジェスト動画が公開されました。こんな太い丸太を棍棒(人力)で折れるのか……!
実施した全日本棍棒協会「意味はないし身体はバキバキ」
実施および投稿したのは、奈良県宇陀市の里山制作団体「つち式」の派生団体「全日本棍棒協会」。2022年には、200本以上の手作り棍棒を集めたイベント「大棍棒展」を開催し、X(Twitter)でトレンド入りするなど話題になりました(関連記事)。
動画はX(@greatkonbou)とInstagram(@greatkonbou)でのライブ配信を切り抜いたもので、ひたすら棍棒で太い丸太を殴る様子が映っています。
1発の変化は微々たるもので、まったく折れる気がしませんが、5時間もの時間と4625発という驚異の殴打数で見事達成。折れた瞬間にはチームから歓声が上がり、全日本棍棒協会は「意味はないし身体はバキバキ」と全員が疲労困憊になるも、「ただ最高に気持ちいいだけ」と振り返っています。やり切るのがすごい……!
「大棍棒展2025」の開催を目指して
今回の挑戦は、「大棍棒展2025」の開催を目指すクラウドファンディングをアピールするためのもの。同プロジェクトは、棍棒の魅力を広げることに加え、里山の課題を解決するための循環を生み出すことが目的で、同協会は展覧会以外にも「棍棒飛ばし」などによって里山の楽しさを発信しています。
支援はREADYFORで受付中で、リターンでは「ミニ棍棒ストラップ+ステッカー」や「大棍棒展のパスポート」(各1万円※システム利用料別)などが用意されています。第1目標金額は500万円。期間は10月17日23時まで。棍棒や里山環境の保全活動に興味がある方は1度覗いてみるといいでしょう。
「丸太殴り折りチャレンジ」に参加するチャンスも!
さらに9月23日には、参加型企画として再び「丸太殴り折りチャレンジ」が奈良県宇陀市で開催予定。参加費は無料で、当日の10時から丸太が折れるまで行われます。場所は「大宇陀健民グラウンド」で、持っている人は作業用手袋やフェイスガード付きヘルメット(レンタル可能)を持参して参加しましょう。
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さざれ石が巌(いわお)にならないまでも、びっしり苔むしてほしい……!