「ミスド8個も買ったのに箱に入れてもらえなくて悲しい。ミスドの箱でしか満たされないものがある」――。X(Twitter)への投稿に「なんで箱に入れてくれんの?」「宝石箱見せびらかして歩きたいよな」と共感の声が寄せられ話題に。投稿は執筆時点で3411万回の表示、17万件のいいねに達しています。確かにミスドの箱を持って帰るとき、ちょっとウキウキしちゃうかも。
テイクアウト用の箱詰めはドーナツ何個から?
投稿したのはXユーザーの事務女(@teijidashkimeru)さん。持ち帰り用に「エンゼルフレンチ」や「ゴールデンチョコレート」、「ブラックサンダー」とコラボしたハロウィーン向けドーナツなど8個を購入したものの、袋での提供となったそうです。これにはがっかりしたようで、「ミスドの箱でしか満たされないものがある」と投稿しました。
事務女さんはミスドへのクレームというわけではないと断りつつ、「ミスドの箱を開ける時ってワクワクするしミスドの存在感をより感じられて幸せな気持ちになるから箱がよかったなーって思っただけ」と、接客も丁寧だったしなによりおいしかったと説明しています。
投稿をきっかけに持ち帰り用の袋詰めと箱詰めには、ドーナツの個数などで決まりがあるのではないか、なにかしら明確なルールがあるのかが話題に。過去の体験や実際に店員だったXユーザーから具体的な個数などが挙げられるなどさまざまな事例が寄せられています。
ねとらぼ編集部はミスタードーナツを運営するダスキンに、テイクアウト時の箱詰めの基準について取材しました。
ミスタードーナツ「目安がございます」
テイクアウト用のボックスについては1981年ごろから使用されています。現在のデザインになったのは2017年から。箱詰めに関してはショップにてトレーニングを実施したのち、ショップスタッフの判断で袋詰めにするか箱詰めにするかを決めているそうです。「基本的にはお客様のご希望に沿ってご対応が可能ですが、期間限定デザインのボックスの期間などにお断りする場合もございます」とのこと。
希望者には袋から箱に変更することもできるようですが、「少ないドーナツの個数でボックスへ箱詰めしてしまうと、隙間が大きくドーナツの形をきれいに保つ事ができない場合もございますため、お断りする場合も」あるんだとか。
箱詰めに関しては目安があり「小さい袋には1個〜4個、中くらいの袋には5〜8個、小さいボックスには5〜8個、大きなボックスには9〜14個の目安が」があるんだとか。事務女さんの場合、箱でもよかったのですが袋での提供と判断されたようです。
ちなみに事務女さんの元には「ドーナツ8個は差し入れ用だから箱に入れるべき」との指摘もあったようですが、帰宅後すぐに5個、次の日の朝に3個と、8個すべて1人で食べたと明かしています。
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