「うだうだ」言ってる住民票って……? 予想以上にうだうだ言ってる住民票の画像が、X(Twitter)で約9万5000件のいいねを集めています。
「うだ」という名前の市だった
画像を投稿したのはXユーザーのそてつ!!(@sotetsu_katsudo)さん。画像には住民票が写っていますが、そこには大量に印刷された「うだ」の文字が!
そてつさんによれば、これは奈良県宇陀市の住民票とのこと。なるほど、「宇陀市」だから住民票の背景に「うだうだうだうだ」と書かれているわけですね。
複製防止としても有効な印刷
このめちゃくちゃうだうだ言ってるように見える用紙は、偽造防止なども兼ねたウォーターマークとして入れられているもの。単に面白いから書かれているわけではなく、立派な目的がある印刷です。
とはいえ、連打で「うだうだうだうだ……」と書かれると、なんだか別の面白さが発生してしまうのも事実。この文字だけ注目すると、なんともユーモラスな住民票ですね。
「うだうだうだうだ」と並ぶ住民票に反響
うだうだ言っている住民票があることにネットでは「こんなにもうだうだしてる紙は初めて見た」「『複製禁止』とかよりずっとセンスがあるな」「ゲシュタルト崩壊しそう」と驚いた様子。「もしかして宇治市はうじうじうじうじうじうじ?????」「津市はどうなの?」と、ほかの市町村のウォーターマークを気にする声が寄せられていました。
宇陀市は奈良県の北東部、大和高原の南端に位置する四方を山に囲まれた地域で、古くは「古事記」や「日本書紀」などに記されており、「万葉集」では柿本人麻呂の「かぎろひ」の歌等にも詠まれているそうです(宇陀市公式サイトより)。宇陀市に住めば、うだうだ言っている住民票をゲットできますよ!
画像提供:そてつ!!(@sotetsu_katsudo)さん
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