歴史的な出来事を“現代のニュース番組風”に仕立てて伝える動画がX（Twitter）に投稿され、「芸が細かくて好き」「これは国宝級の記録映像ですね」などと反響を呼んでいます。
歴史のパロディーネタを得意とする投稿者
投稿者は、歴史のパロディー作品を手掛けているスエヒロ（X／YouTube）さん。「【一体誰が…】関ケ原の戦い前にかかってくる勧誘電話」「徳川綱吉が『生類憐みの令』を強要するパワハラ音声流出」など、歴史の授業で習うような出来事を、現代の報道番組のように仕立てたユニークなコンテンツを制作しています。
今回は、「【迷惑行為】鉄砲が伝来した当時のニュース映像【1543年】」と題して、歴史の大きな転換点の1つである“鉄砲伝来”を、ニュース番組として映像を制作しました。
どこかで見た気がする画面にそれっぽいBGMが流れ、キャスターは「大隅国の種子島で、『海岸に海外籍とみられる船が漂着している』と通報がありました」と発見当時の様子を伝えつつ、捜査関係者による証言として「ポルトガル人」が居ること、「鉄砲の実演をしている」などの現場の状況を伝えています。
鉄砲の実演を目撃した人にインタビューを行い、「すごい音でびっくりしちゃいましたね〜。正直迷惑ですね」と証言を得て騒音被害が問題になっていると伝えています。その他にも小ネタが多く盛り込まれており、面白おかしく歴史の勉強ができる動画となっています。
動画を視聴した人からは「目撃した人のコメントで笑っちゃったわ」「銃火器ないのにテレビ放送技術あるの草」「うわ、このニュース懐かしい あれから481年も経ったんですね、自分も年取るわけだ」「ニュース風にすることによって実際に経験したように錯覚するから、歴史の勉強としていいのかもしれん」などの反応が寄せられています。
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