餃子とアルコール飲料に関する調査結果発表　餃子の本場が選んだ「餃子に合う調味料」は？

　霧島酒造が2020年上半期餃子購入額で全国上位になった4市（宮崎市、宇都宮市、京都市、浜松市）在住の1795人を対象に「餃子とアルコール飲料に関する調査」を実施しました。

宮崎市は餃子を食べる頻度・量がアップ

　宮崎市は、2020年上半期餃子購入額が初の全国1位。しかし、年間購入額は、浜松市、宇都宮市に次ぎ、3位という結果でした。4市の市民に対して「2～3年前と比較して、餃子を食べる頻度・量が増えましたか？」と質問したところ、「増えた」「どちらかといえば増えた」と回答した人が宮崎市で36.9％となり、4市の中で最も高い数値になりました。

2020年年間餃子購入額1位の浜松市は餃子愛も1位

　「餃子は好きですか」と質問したところ、浜松市は95.2％の人が「餃子が好き」と答え、4市の中で1位に。次いで「宇都宮市」93.1％、「宮崎市」91.4％、「京都市」90.3％と、年間餃子購入額が多い4市すべてで9割以上の人が「餃子が好き」と答えています。

　浜松市は、「一回の食事で食べる餃子の平均個数」が11個以上と答えた人が30.6％と最も多く、その餃子愛を裏付ける結果となりました。

餃子につける調味料は？

　焼き餃子につける調味料を複数回答で質問したところ、宇都宮市では醤油（79.7％）、お酢（74.2％）、ラー油（72.3％）と答えた人の割合が圧倒的に多い結果となりました。一方、宮崎市では市販の餃子のタレ（49.5％）、ラー油（45.9％）、ポン酢（40.9％）と答えた人が多い結果に。

　一般社団法人焼き餃子協会の代表理事・小野寺力さんによると、東日本の餃子店ではほとんどの店舗が醤油・お酢・ラー油を置いており、自身の好みに合わせて調味料を作る文化がある一方、西日本では店舗の餃子に合うタレを各店舗が作り、そのタレにつけて食べるケースが多いそうです。

餃子と一緒によく飲むアルコール飲料は

　餃子と一緒に飲むアルコール飲料について質問したところ、宮崎市以外の3市では、1位ビール、2位チューハイ、3位ハイボールとなり、宮崎市は1位ビール、2位チューハイ、3位本格焼酎という結果になりました。焼酎造りが盛んな宮崎らしく、餃子と本格焼酎を合わせる人が多いようです。

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