OECD加盟国を中心とした15歳3カ月~16歳2カ月の生徒を対象に、2000年から3年ごとに行われている「PISA(学習到達度調査)」。こちらは「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野をそれぞれテストし、これまでに身に付けた知識や技能をどの程度実生活で活かせるかを計測する国際調査の一種です。
今回は、グローバルノート(東京都港区)の「PISA 数学的リテラシー(平均得点) 国別ランキング・推移(資料:GLOBAL NOTE、出典:OECD)」を参考に、2018年調査でのPISA数学的リテラシーの国・地域別ランキングTOP3を紹介します。さっそく結果を見ていきましょう。
第3位:マカオ(557.67pts)
第3位は、マカオです。2018年の平均得点は557.67ptsでした。2015年調査では平均得点が543.81ptsであり、10pts以上平均得点を伸ばしています。読解力、科学的リテラシーのテストでも3位にランクインしていますが、数学的リテラシーの平均得点が最も優れていました。
2018年のPISAの成績は、マカオが2003年にPISAに参加して以来最高だそうです。マカオ政府は近年教育分野へ積極的に資源を投じており、その結果PISAの成績も良くなっているとみられています。
第2位:シンガポール(569.01pts)
第2位はシンガポールで、2018年の平均得点は569.01ptsです。2015年調査では564.19ptsで第1位を獲得しましたが、前回より点数を伸ばしながらも第2位という結果になりました。読解力、科学的リテラシーでも第2位にランクインしています。
シンガポールでは、英語で授業を行いつつも母国語を習う機会を与える「2言語教育(バイリンガル教育)」など独自の教育制度を導入しており、高水準の教育環境を整えています。そのため、2009年のPISA参加以来高順位をキープしているとみられています。
第1位:中国(591.39pts)
第1位は中国で、2018年の平均得点は591.39ptsでした。2015年調査での平均得点は531.30ptsで6位でしたが、2018年は60pts以上点数を伸ばして見事1位を獲得しています。なお、中国は読解力、科学的リテラシーのテストでも1位を獲得しています。
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