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「パニック買い」がトレンド入り SNS分析してみたら意外な「生き物」が浮かび上がった

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 4月9日、「パニック買い」という言葉がTwitterトレンド入りしました。新型コロナウイルスの影響により、トイレットペーパーなどの日用品や食料品の買いだめが問題視されている昨今ですが、実はパニック買いされているのはそれだけではないようです。

 今回はSNS分析ツールを使って、「パニック(買い)」に関するツイートを分析してみました。その結果見えてきたのは、あの意外な「生き物」でした。

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パニック買い、米、ひよこ……?

 まずはキーワード「パニック」と一緒にツイートされている言葉を調べてみました。出現率上位の単語を見てみると、「ひよこ」「米」「急増」「社会不安」「コロナ」「拡大」などが並びます。

 これらの単語が含まれるツイートを調べてみると、共同通信の4月9日付け記事「ひよこの「パニック買い」急増 - コロナ拡大の米、社会不安背景」が元ソースとして見つかりました。「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国ではひよこを買い求める人が急増している」「ひよこに癒し効果を求めたり、食用の卵を確保したりといった背景がある」という内容です。

 さらに同じ内容を扱った産経新聞の記事を見てみると、「ひよこの売り上げは、金融市場が不安定な時期や大統領選がある年など社会情勢が大きく動く時に増える傾向がある」という記述も見られます。

 社会的不安がなぜひよこの購入につながるのかという疑問や、「パニック買い」という物騒な単語と「ひよこ」というかわいらしい単語のミスマッチもあり、多くの人がこの記事に反応したことでTwitterトレンド入りする事態となりました。共同通信の記事配信先である各メディアでも同様のツイートが行われているため、リツイートやいいねの数は数万件に上ります。

ツイートの出現頻度上位の単語。「米」はコメではなく、米国を指す
名詞と形容詞の結びつきを見てみると、「かわいい」だらけの結果に

 つまり、「パニック」と一緒によくツイートされている単語に入っていた「米」も、「コメ」のことではなく「米国」のことを指していると考えられます。人々がパニックに陥ってお米を買いだめしている――といった理由でなくて良かったとも言えますが、今後さらに社会的不安が広がれば、次は何の「パニック買い」が起こるのか予測はできず、事態の早期収束を願うばかりです。

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調査概要

調査期間2020年4月9日
調査対象Twitter
調査件数316件(10%サンプリング)
調査キーワードパニック
調査方法対象期間のTweetを「 AIテキストマイニング by ユーザーローカル 」によるテキストマイニングにより分析
備考なし

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