「ラーメン愛」がすごい人が多いと思う都道府県はどこ？【2023年版・人気投票実施中】

山形県

　総務省の「家計調査」によると、山形県山形市は1世帯あたりの中華そば（外食）の年間支出額で、2020年まで8年連続日本一となった街。2021年は惜しくも2位でしたが、2022年の調査では再び1位に返り咲きました。ちなみに2022年の年間支出額は、1万3196円となっています。

　そんな山形市では、牛骨スープをベースとしたシンプルな中華そばを提供するお店が多いようです。今や全国区となった「冷やしラーメン」も山形市発祥とされています。そのほか県内では、あっさりとしたしょうゆ味が主流の「米沢ラーメン」、辛みそがトッピングされたみそ味の「赤湯ラーメン」なども、ご当地ラーメンとして親しまれています。

新潟県

　新潟県新潟市は、2021年の「家計調査」において1世帯あたりの「中華そば」の年間支出額が1位となった街。2020年までは3年連続2位だったこともあり、新潟県もラーメン愛が強い地域といってよいでしょう。なお2022年は山形市に次ぐ2位となり、年間支出額は1万2573円でした。

　そんな新潟県には、「長岡生姜（しょうが）醤油ラーメン」「燕背脂ラーメン」「新潟濃厚味噌ラーメン」「新潟あっさり醤油ラーメン」「三条カレーラーメン」を総称した「新潟五大ラーメン」があります。いずれも個性が異なり、その多様さも魅力のひとつです。

福岡県

　福岡県といえば、豚骨ラーメンの本場としてもおなじみ。なかでも「博多ラーメン」は、札幌ラーメン・喜多方ラーメンと並び、「日本三大ラーメン」のひとつにも数えられています。

　中洲の屋台から始まったとされる博多ラーメンは、乳白色の豚骨スープと細いストレート麺が特徴。そのほか、長浜ラーメンや久留米ラーメンも高い人気を誇ります。また福岡県では、ラーメンのために「ラー麦」と呼ばれる小麦を開発するなど、ラーメン愛が強いことがうかがえますね。