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第3位:航空管制官(9.5倍)

出典:Amazon.co.jp
航空管制官 採用試験問題集 2021-2023年版"

航空管制官 採用試験問題集 2021-2023年版

成田知宏, イカロス・アカデミー
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解説

 第3位は「航空管制官」でした。合格倍率は9.5倍。

 航空管制官は航空機同士の安全な間隔を保つためパイロットと通信し、離着陸の順位付けや許可、経路や高度などの指示を与える国土交通省の専門職。採用後は、航空保安大学校で座学やシミュレーターを使った基礎研修を受けた後、全国各地の空港や航空交通管制部に配属されます。空港の管制塔から離着陸の許可、移動経路の指示などを出す「飛行場管制業務」をはじめ、「ターミナル・レーダー管制業務」や「航空路管制業務」などの業務があります。経験を積んだ後は、航空保安大学校などの教育機関、新たな飛行経路の設定・次世代の管制システムの開発などに携わる国土交通本省勤務など、さまざまな道が用意されています。

 2022年度の国家公務員(大卒・専門職)における申込者数は808人で、合格者総数は85人でした。申込者は男性が453人(合格者43人)、女性は355人(合格者42人)となっています。

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第2位:海上保安官(9.9倍)

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解説

 第2位は「海上保安官」でした。合格倍率は9.9倍。

 海上保安官は、海を舞台に治安の確保・海難救助・海洋環境の保全・自然災害への対応・海洋調査など、さまざまな業務を行う国土交通省の専門職。巡視船艇などの海上勤務以外にも、東京の本庁や地方の管区本部、海外での勤務など、さまざまな場で活躍できる機会があります。語学研修など各種研修も充実。2014年には「海上保安庁女性職員活躍・ワークライフバランス推進本部」を設置し、女性職員が活躍できる職場環境の整備にも注力しています。

 2022年度の国家公務員(大卒・専門職)における申込者数は622人で、合格者総数は63人でした。申込者は男性が520人(合格者54人)、女性は102人(合格者9人)となっています。

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