原則として20~60歳の全国民が加入する「国民年金」に対して、主に会社員や公務員などの「被用者(雇われている人)」のみが加入するのが「厚生年金」です。
今回は厚生労働省が発表している資料から、都道府県別の「厚生年金の受給額ランキング」(月額平均)を見てみましょう。最も厚生年金をもらっているのはどの都道府県民でしょうか?
出典:厚生労働省 「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
第3位:東京都 (15万9556円)
第3位は東京都です。平均年金月額は「15万9556円」で、受給者数は123万9326人でした。受給額の全国平均は「14万6162円」であるため、全国平均と比べて1万円以上高い数値になっています。
厚生年金の受給額は現役時代の給与所得によって決まるので、給与水準が高い東京都は、自動的に厚生年金受給額の水準も高くなっています。
第2位:千葉県(16万997円)
第2位は千葉県でした。平均年金月額は「16万997円」で、受給者数は70万5930人となっています。
千葉県はイオンやオリエンタルランド、キッコーマンといった有名企業が本社を構えているほか、東京の企業に通う方も数多く在住しています。それらの要素が千葉県民の年収を高め、千葉県の第2位という結果に影響を与えたことが予想されます。
第1位:神奈川県(16万6546円)
第1位は神奈川県です。平均年金月額は「16万6546円」で、受給者数は100万626人となっています。
全国平均(14万6162円)に比べて2万円以上高く、最下位の青森県(12万2081円)と比べると、4万円以上高い水準です。青森県と神奈川県の厚生年金受給額を比較した場合、年額で換算すると50万円以上の差となることからも、その高さを実感できます。
神奈川も千葉同様、東京の会社へ通勤する方が多く在住しているほか、日産自動車や富士通といった名だたる有名企業が本社を構えています。それらの要素が所得水準を高め、神奈川県の厚生年金受給額の平均を押し上げていることが予想されます。
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