「1ツイートでサラリーマンの平均月収なんかゆうに超える」 ねほりんぱほりん「インフルエンサー・前編」に視聴者から驚きの声

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 「元薬物中毒者」「ネトゲ廃人」「パパ活女子」など、毎回きわどすぎるゲストを呼んではネタを深掘りしていく番組「ねほりんぱほりん」(NHK)。11月6日放送のインフルエンサー・前編では、SNS上で“指先ひとつ”で大金を稼ぐ女性3名が登場し、知られざる世界の裏側を語りました。

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「最高月収は300万円」

 この日のゲストはナルミさん、アイさん、ミキさん(仮名)。いずれも20~30代の女性です。彼女たちは企業からお店や自社商品のPRを依頼され、TwitterやInstagramなどのSNSに広告目的の投稿をすることで報酬を得る「インフルエンサー」と呼ばれる人たち。

 報酬額はフォロワー数にもよりますが、1回の投稿あたり数万円~数十万円程度が相場で、最高で月収300万円を稼いだという女性も。「(コインが荒稼ぎできる)マリオのボーナスステージみたいな感覚でお金を稼いでいる」というコメントに、視聴者からは「1ツイートでサラリーマンの月収を超えるだと…!?」「俺にもやらせてくれ」などの反応が。

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「アイドルファンを叩くのが一番好き」

 こうした好条件もあってかインフルエンサーを目指す人たちは多く、「かわいい子たちの戦国時代」をいかに勝ち抜けるかが重要だと彼女たちは言います。そのために、海外の成功しているアカウントの特徴を地域ごとに分析したり、男性向け/女性向けでツイートの内容を大きく変えたりと、日々研究と実践に余念がないもよう。

 中でもTwitterを主戦場とするナルミさんはひときわ強烈なキャラクターで、「人の悪口を言うのが大好き」「アイドルファンを叩くのが一番好き」などの発言が。「リスキーなとこ攻めないとファンつかない」「『薪(まき)あげるから火付けてみ?』みたいな感じ」という強気な主張に、視聴者からも「ナルミさんは炎上商法か」「綱渡り系インフルエンサーだな」などのコメントが見られました。

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「フォロワーをお金で買ってます」

 番組中盤では3人以外のインフルエンサーへのインタビューもあり、中には「フォロワーをお金で買っている」という人も。フォロワーの数が報酬に直結する世界のため、「980円で1000人とか」が買えるという業者経由で、フォロワーの購入を行うこともあるそうです。

 ただし、フォロワーの購入にはリスクもあるそうで、PRを依頼する企業側も「フォロワーの数が突然急激に増え過ぎている」「フォロワー数に対してコメントやいいねが少ない」などの点から疑わしいインフルエンサーを見抜くなど、壮絶なイタチごっこ(?)が繰り広げられているとのこと。

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「くそまずいケーキでもPR」

 そんな彼女たちにも悩みや困っていることはあるそうで、「男性器の写真が送られてくる」「明らかに性接待と思われる依頼が届く」などが“あるある”として語られていました。

 また、PRするお店や化粧品の中には、味が好みではなかったり、自分の体質に合わなかったりというものもあるらしく、「(嘘をつくとフォロワーからの信頼度が下がるので)味がまずい場合はお店の外観を褒めたりとか」といった対処法も。ただし、そう語るインスタ畑の女性たちに対して前述のナルミさんだけは「必死だね~」「私そこまでお金にコスくない」と、謎のマウンティングが始まっていました。

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これが後編に続いてしまうのか……

 一見華やかに見えるインフルエンサーの世界の内情が赤裸々すぎるほどに語られた「インフルエンサー・前編」。11月13日放送の後編では、さらに女性たち同士のマウンティングが展開されるとのことです。

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