【宮崎駿監督】最も人気な長編アニメ映画ランキング! 1位はラピュタに決定!【2021年投票結果】

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 多くのアニメーション作品を手掛けてきた宮崎駿さんの長編アニメ映画作品は、日本だけでなく世界にも多くのファンがいます。笑いあり、涙あり、冒険ありのストーリーに、画面を彩る個性豊かなキャラクターの活躍など、それぞれに違った魅力を持つ不朽の名作揃いです。

 ねとらぼ調査隊では、5月3日から5月16日まで、「宮崎駿監督の長編アニメ映画で一番好きな作品はなに?」というテーマでアンケートを実施しました。早速結果を見ていきましょう!

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第11位:崖の上のポニョ

 第11位は、崖の上のポニョ。得票数は30票でした。

 「崖の上のポニョ」2008年に公開された作品。魚の女の子であるポニョと、5歳の少年の宗介が出会って……と書くと、トトロのような子ども向け作品のようにも思えますが、なかなか一筋縄ではいかないストーリーです。グランマンマーレの設定など、調べるとかなり恐ろしい話もあり、かわいらしさと不気味さが同居した作品で、実験的な試みも多く盛り込まれた異色作といえるでしょう。とりあえずハム入りラーメンはおいしそう。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第10位:風立ちぬ

 第10位は、風立ちぬ。得票数は145票でした。

 2013年に公開された「風立ちぬ」は、戦闘機・零戦の設計者である堀越二郎を主人公とした作品。飛行機を愛し、自分の理想とする美しい飛行機を作りたいという二郎の夢と、そうして作った飛行機が戦争の道具として使われてしまうという相容れない現実を描きます。そんな二郎役の声優には、「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られる庵野秀明さんを起用し大きな話題に。庵野さんの声は、飄々とした二郎の雰囲気に不思議とマッチしているという声も多くありました。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第9位:となりのトトロ

 第9位は、となりのトトロ。得票数は189票でした。

 「となりのトトロ」は1988年に公開された作品で、昭和30年代の埼玉県所沢市を舞台にサツキとメイの姉妹と、ふしぎな生き物「トトロ」との交流を描きます。OPテーマ「さんぽ」、EDテーマ「となりのトトロ」ともに子ども向けの定番ソングでもあり、小さな頃から繰り返し何度も見た、という人も多いでしょう。ちなみに、DVDのパッケージでも有名なバス停で傘をさしている女の子は、実はサツキでもメイでもありません。お気づきでしたか?

画像はAmazon.co.jpより引用
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第8位:ハウルの動く城

 第8位は、ハウルの動く城。得票数は191票でした。

 2004年に公開された「ハウルの動く城」は、当初進められていた細田守監督の降板、既存の原作付き長編は「魔女の宅急便」以来15年ぶり、主人公2人の声優に木村拓哉さんと倍賞千恵子さんを起用するなど、公開前から話題に事欠かなかった作品です。ヒロインは魔女の呪いにより90歳の老婆に変化させられてしまった少女という異色作でもあります。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第7位:魔女の宅急便

 第7位は、魔女の宅急便。得票数は203票でした。

 13歳の見習い魔女・キキを主人公に、少女の成長と自立を描いた作品。世界を揺るがす大冒険や重厚なテーマを基にした他の宮崎作品と比べると、劇中で描かれる世界は日常そのものですが、それがかえって一人の少女が抱える悩みや葛藤を際立たせています。「ニシンとかぼちゃのパイ」を一度食べてみたいというのはよく聞く話。ユーミンこと松任谷由実(荒井由実)さんの主題歌も有名ですね。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第6位:千と千尋の神隠し

 第6位は、千と千尋の神隠し。得票数は332票でした。

 2001年に公開された「千と千尋の神隠し」は、神々の世界へ迷い込んだ少女の「行きて帰りし物語」。2020年に記録が更新されるまで長きにわたって日本歴代興行収入1位を誇っていたほか、ベルリン国際映画祭ではアニメ史上初の金熊賞を、アカデミー賞でも長編アニメ賞を受賞するなど、世界で最も高い評価を受けた宮崎アニメとも言われている作品です。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第5位:紅の豚

 第5位は、紅の豚。得票数は349票でした。

 「紅の豚」は1992年に公開された作品で、世界恐慌の時代のイタリアを舞台に、飛行艇乗りたちの夢とロマンを描いています。宮崎監督の個人的な趣味嗜好が最も詰め込まれた作品とも言われており、世間一般にはあまり知られていなかった戦闘飛行艇や水上戦闘機を主軸に置くなど、非常にマニアックな描写が多々見受けられました。また、主人公ポルコの「飛ばねぇ豚はただの豚だ」という台詞も非常に有名ですが、「飛べない豚は~」と誤用しやすいので注意が必要です。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第4位:もののけ姫

 第4位は、もののけ姫。得票数は390票でした。

 1997年公開の「もののけ姫」は、室町時代頃の日本を舞台としたファンタジー色の強い時代劇で、強烈な暴力や差別構造などを描き、歴代の宮崎作品の中でも最もダークな色合いが濃いと思わせる一作。劇中で提示された問題意識を極めて高く評価する人がいる一方で、その重々しさを苦手と感じる人も少なくないようです。米良美一さんによる主題歌も話題となりました。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第3位:ルパン三世 カリオストロの城

 第3位は、ルパン三世 カリオストロの城。得票数は406票でした。

 カリオストロの城は、1979年に公開の宮崎駿さんによる映画初監督作品です。モンキー・パンチさんの漫画を原作にした本作は、ルパン三世一味が公女・クラリスを巡って、カリオストロ公国の伯爵と対決をするというストーリー。監禁状態のクラリスに「今はこれが精いっぱい」と花を差し出すシーンや、物語最後の「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました……」からのくだりなど、普段とは違うロマンチックな場面が多いのも、宮崎駿監督ならではかもしれません。

画像はAmazon.co.jpより引用
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第2位:風の谷のナウシカ

 第2位は、風の谷のナウシカ。得票数は703票でした。

 風の谷のナウシカは、宮崎駿さんが1982年から1994年まで連載していた同名の漫画作品を原作とした映画です。公開年は1984年と漫画連載の途中であったため、2巻までのストーリーを元に、設定の変更を加えて制作されました。腐海に侵された世界の中で生きる少女・ナウシカを中心に、人間同士の争いや自然の共生を描く本作。高い人気を誇り、2019年には歌舞伎の演目にもなりました。今ではジブリ作品に欠かせない存在である音楽家・久石譲さんが初めて参加した作品でもあります。

画像はAmazon.co.jpより引用

第1位:天空の城ラピュタ

 第1位は、天空の城ラピュタ。得票数は870票でした。

 1986年公開の天空の城ラピュタは、不思議な少女・シータと鉱山で働く少年・パズーの2人が主人公の作品です。空賊であるドーラ一家やムスカ大佐率いる政府軍から追われつつ、空に浮かぶ伝説の城・ラピュタを目指し、冒険を繰り広げます。空から降りてくる少女、謎の飛空石、竜の巣と呼ばれる嵐を越えた先の伝説の島、滅びの呪文「バルス」などなど、子どもから大人まで多くの人の心をときめかせる設定が盛り込まれています。また、パズーの作った目玉焼きトーストは「ジブリ飯」の一つとして今も高い人気を誇ります。

画像はAmazon.co.jpより引用

 現在は新作「君たちはどう生きるか」を鋭意制作中だという宮崎駿監督。いったいどんな物語を披露してくれるのか、今から楽しみになりますね。

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