【ワークマン】履くだけで腰の負担を軽減する「XBooster アシストパンツ」がすごい！　骨盤ベルト一体型の“着るサポーター“はなぜ生まれたのか？

　2024年2月18日、東京国際フォーラムにて「ワークマン2024春夏新製品発表会」が開催されました。「Stylish,Functional,forEveryday！～日常と、機能美と。～」と題した今回の展示会では、「普段から着たいと思える機能性ウェア」が多く発表されています。

　中でも快適ワーク製品を企業や大学と共同開発するコラボ推進組織「快適ワーク研究所」の新商品「XBooster アシストワークパンツ」「XBooster アシストストレッチパンツ」は、骨盤ベルトとパンツが一体化した「着るサポーター」として着用時の腰の負担を軽減するパンツです。

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著者・編集者：ねとらぼ調査隊

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「XBooster アシストパンツ」とは？

　「XBooster アシストパンツ」は、快適ワーク製品を企業や大学と共同開発するコラボ推進組織「快適ワーク研究所」のパンツ。骨盤ベルトとパンツが一体化した「着るサポーター」として着用時の腰の負担を軽減します。

　作業時に脊柱起立筋の筋活動量が4％低減することや、歩行時に腰のひねり左右差が25％軽減され、歩幅も広がりやすくなるなど、さまざまなシーンで活躍するアイテムと言えそうです。

　カラーバリエーションは、ベージュ・ブラック・ミックスネイビーで、サイズはM～3L（ブラックはS～4L）を展開。販売価格は1900円（税込）となっており、タフに使えるタック入りのチノパンタイプ「XBooster アシストワークパンツ」とストレッチ性に優れたクライミングパンツ「XBooster アシストストレッチパンツ」が販売されます。

製造担当者にインタビュー！

　展示会に参加した筆者はこの商品にとても興味が湧いたため、製造に至るまでの経緯から今後の展望など、製造担当者にお話をうかがってみました。

サポーター会社と共同開発

どのような経緯でこの商品が誕生したのですか？

――耐水性・耐久性・ストレッチ性などの繊維における機能性は、さまざまな企業さんが作っているものだと思います。ポリエステルが入っていたり、ストレッチ性があったりとか、もうそれ以上のものってないと思うんです。そのうえでプラスするものは何かと考えたときに、出てきたのがサポーターのように物理的に体をサポートする商品でした。そこでサポーター会社とつながることができたので、コラボして共同開発が始まったのが経緯です。

試行錯誤を繰り返してたどり着いた最適解

作成する過程において苦労したことなどはありましたか？

――もう正直めちゃめちゃ苦労しました（笑）。やっぱり価格帯はもちろん安いんですけど、その中でいかに「お客さんに満足していただけるか」というところにこだわり何回も作り直しました。例えば腰を支えるベルト部分を1本にしてみたり、太さを変えてみたり、どれが最適解なのかと、何回も何回もサンプルを作り直してできあがったのがこの商品です。

――サイズも重要ですが、腰のサポーターって着用者のウエストサイズに合ったものじゃないと効果は発揮されないと思うんです。さまざまなサイズを展開したうえで老若男女問わず、いろんなニーズに対応できるようにしなければいけないので、やっぱりサイズ調整に関してはすごく苦労した点ではありますね。

　コルセットのような機能があって販売価格が1900円（税込）は安いですよね？

――値段は正直おかしいと思ってます（笑）。ただこの商品って、やっぱり履いていただけると皆さんからすごくいいねと言っていただけるので、ここからどんどん年間定番商品として売って世の中に広がっていけば、私たち作る側としてもすごくうれしいです。