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武庫川線の赤胴車がラストラン 鉄道ファンのとっておきの写真が集まる

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 6月2日、阪神電鉄の武庫川線で運用されていた「赤胴車」が、ラストランを迎えました。

 運行開始は1958年。下半分が赤色、上半分がクリーム色のツートンカラーが特徴的な車両は、当時流行していた漫画のキャラクターにちなんで赤胴車の愛称で親しまれ、多くの鉄道ファンや地元の人たちに愛されました。

 6月3日からは、後継のタイガース号や甲子園号が運行スタート。SNSでは、最終運行を終えた赤胴車への労いや惜別の声が、たくさん寄せられています。

現役で走行していた赤胴車(写真:呼んでる渋沢)

「武庫川線」の評価は?

 SNS分析ツールで調べたところ、ポジティブな反応が75%となりました。「お疲れ様でした」「ありがとう」など感謝の言葉が多く見られました。一方で25%はネガティブな反応となり、「残念」「乗りたかった」など別れを惜しむ声が寄せられています。

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「武庫川線」の盛り上がりは?

 6月3日の午前に、車両の変更を知った人たちがツイートを投稿し、トレンドが少し盛り上がりました。その後、正午前後にメディア各社がニュースを報じた影響で、一気に注目されました。

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70年の歴史に幕 全国から「お世話になりました」「一度、乗りたかったな……」などの声

 阪神電鉄は当初、2020年5月末に赤胴車の引退を予定していましたが、6月1日に「6月以降に変更する」と発表。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、明確な日程は公開していませんでした。

 その発表の翌日、6月2日に赤胴車はラストランを終えて引退。SNSには、地元の人や全国の鉄道ファンから「お疲れ様!」「お世話になりました」「時間がゆっくり流れるような感じが好きだった」など、感謝の言葉や思い出がたくさん寄せられています。

 一方で、「一度、乗りたかったな……」「去年撮ったのが最後になってしまった」「全然撮れずに終わっちゃった……」など、別れを惜しむ鉄道ファンの声も止まりません。ラストランに立ち会えなかった悲しみから「さよならイベントやってくれないかな……」といった声も聞かれ、せめてもう一度、赤胴車に会いたい、というファンも多いようです。

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 なお、阪神電鉄は現在、鉄道甲子園オンラインショップで赤胴車記念グッズを販売しています。好評につき、7月には第2弾のラインナップが登場するとのこと。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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後任車両は阪神タイガース一色 SNSでは「乗りに行きたい」「かわいい」など好印象

 赤胴車の引退に伴い、武庫川線では新しく5500系のデザインをアレンジした4編成の運行をスタートしました。

 4編成は、阪神タイガースのチームカラーである黄色と黒を基調としたタイガース号、甲子園球場をイメージした甲子園号、女性タイガースファンをイメージしたTORACO号、阪神タイガースのマスコットキャラクターをイメージしたトラッキー号となっており、いずれも地元プロ野球チームにちなんだデザインが特徴です。

タイガース号(阪急電鉄公式Twitterアカウントより)
甲子園号(阪神電車ホームページより)
TORACO号(阪神電車ホームページより)
トラッキー号(阪神電車ホームページより)

 SNSには早速、新車両を目にしたファンが続々コメント。「これ乗りに行きたい」「かっこいい」「赤胴車の引退は残念だけど、タイガースカラー楽しみ」「武庫川の5500かわいい」など、期待の声がたくさん集まっています。

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 逆に「やっぱ赤胴車のほうが景色になじんでる」など、デザインに違和感を覚える人もちらほら。また「なんで英語放送入れるわけでもないのに合成放送に変えたんだよ阪神さん」「新設運転台側の中央の窓が大きい理由わからない」など、運用や造りに一家言ある人も見られます。

 おおむねポジティブな反応が多く、好スタートを切った一方、まだまだ赤胴車との思い出が色濃く残るためか、違和感を覚えている人も少なくないようです。新車両が鉄道ファンや地元の人たちに受け入れられるには、もう少し時間がかかるかもしれませんね。

調査概要

調査期間2020年6月3日
調査対象Twitter
調査件数941 件(10%サンプリング)
調査キーワード武庫川線
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正
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