「人口の多い世界の国・地域」ランキングTOP30! 第1位は「インド」【2024年最新調査結果】

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 国際連合人口基金(UNFPA)は、2024年度版の「World Population Dashboard」を発表しました。人口や出生率、教育など世界各国のさまざまなデータが紹介されています。

 本記事では、調査結果から人口データに着目した「人口の多い世界の国・地域」をランキング形式で紹介します。それでは見ていきましょう!

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

(出典元:UNFPA「World Population Dashboard」

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「人口の多い世界の国・地域」ランキングTOP30

画像:写真AC
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第2位:中国(14億2520万人)

画像:pixabay

 第2位は「中国」で、人口は14億2520万人でした。

 国連の人口統計データによると、1950年の中国の人口は約5億4400万人で世界1位となっていて、2023年にインドに抜かれるまで1位を維持し続けていました。1949年に建国された中国は毎年高い人口増加率を維持し、1955年には人口6億人を突破。1964年には人口増加率がピークを迎え、人口は7億人に到達しました。

 1979年に「一人っ子政策」が実施されてから、人口増加率は大きく低下。圧倒的な人口を有しているため人口は増え続けたものの、2021年に約14億2590万人でピークを迎えて以降、人口の減少が始まっています。国連の見解では中国の人口減少率は高まり続け、2050年には約13億1000万人、2100年には約7億6500万人になると推測されています。

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第1位:インド(14億4170万人)

画像:写真AC

 第1位は「インド」で、人口は14億4170万人でした。

 国連の人口統計データによると、1950年のインドの人口は約3億5700万人で、中国に次ぐ世界第2位の人口を有していました。その後も1950年代から1990年代にかけて高い人口増加率を維持し続け、1956年に4億人、1965年に5億人、1974年に6億人と約10年に1億人のペースで人口が増加。その後は約5年ごとに1億人のペースで人口が増加し、1997年には10億人を突破しました。

 その後も人口の拡大は続き、2023年には中国を抜いて人口世界第1位の座を獲得。2024年の国連推計によれば中国の出生率1.21に対し、インドは1.98と高水準を維持しているため、今後もインドの人口増加は続き、2063年ごろに約17億人でピークを迎えると推測されています。2位の中国の人口が著しく減少すると推測されていることもあり、今後インドの存在感はますます高まってきそうです。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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