総務省統計局のホームページでは、二人以上の世帯における家計調査の結果を公表しています。この調査データは、都道府県庁所在市および政令指定都市において、1世帯あたりの品目別年間支出金額および購入数量のデータをもとに、どのような品目でどの程度の地域差があるのかを明らかにしたもの。
今回は、この調査データの品目の中から「納豆」にスポットを当て、2018年から2020年までの平均値による年間支出金額の多い順にランキングとして紹介します。はたして、納豆の年間支出金額が多かった都市はどこでしょうか? 結果を見ていきましょう。
(出典:総務省統計局)
第3位:水戸市
第3位は、茨城県水戸市でした。年間支出金額は1世帯あたり平均6353円となっています。
水戸市とその周辺から販売される水戸納豆は、全国的に有名な納豆のブランドのひとつ。小粒で粘りの強さが特徴です。水戸納豆の歴史は古く、一説によれば鎌倉時代までさかのぼるとのこと。中には、現在も伝統的な製法による藁納豆を作り続けている老舗メーカーも存在します。
「納豆といえば水戸市」と思い浮かべる人も多いと思いますが、納豆の消費地としては意外にも3位という結果になりました。
第2位:盛岡市
第2位には岩手県盛岡市がランクイン。年間支出金額は1世帯あたり平均6497円となっています。
盛岡で有名な納豆といえば、岩手県産大豆を使った盛岡納豆。一時、店頭から姿を消すも「復刻版」が販売され、市民に親しまれています。かつての紙包装ではないものの、レトロなデザインのパッケージが特徴です。また、納豆巻き発祥ともいわれる店も存在し、名物として親しまれています。
なお、盛岡市は大豆加工品全般や豆腐の年間支出額ランキングでも1位を獲得しており、納豆に限らず大豆が好きな地域性がうかがえますね。
第1位:福島市
そして、第1位は福島県福島市でした。年間支出金額は1世帯あたり平均6773円となっています。
交通網が発達していなかった時代は、冬になると厳しい寒さと雪によって閉ざされてしまうなどの事情から、この地域では古くから納豆が冬の備蓄食として食卓で親しまれてきたのだそうです。そんな長い冬の間中、納豆を飽きずに食べられるようにと、昔から食べ方を工夫してきたそうで、現在でも家庭によってさまざまな納豆のアレンジレシピがあるのだとか。
なお、福島市は大豆加工品全般の年間支出額ランキングでも2位にランクインしています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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