
『るろうに剣心』で一番心に残っている“緋村剣心”の名言は?【解説付き】
INDEX
- 「剣は凶器。剣術は殺人術。どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」
- 「けれども拙者は、そんな真実よりも、薫殿の言う甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよ」
- 「お喋りの時間はないんだ。殺してやるからさっさとかかってこい!」
- 「死んだ者が望むのは敵討ちではなく、生きている者の幸福でござる」
- 「今までありがとう。そして……さようなら。拙者は流浪人、また……流れるでござる」
- 「時代を創るのは『刀』ではなく、それを扱う『人』でござる」
- 「もしここでくたばるならば、相楽左之助は最初から、それまでの男だったという事でござる」
- 「ただ強ければ生き、弱ければ死ぬという『弱肉強食』の時代だけは絶対に間違っているんだ」
- 「『剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!』それが拙者が見出した答でござる!!」
- 「ただいまでござる」
- その他
- あなたが一番好きな「緋村 剣心の名言」はどれ?
1994年に週刊少年ジャンプで連載がスタートした少年漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。かつて“人斬り抜刀斎”として名をはせていた流浪人・緋村剣心の葛藤を描いたストーリーや、宿敵との激闘が大人気となりました。
人斬りだったという過去と、天然で抜けた側面を持つ剣心は新しいジャンプの主人公像を確立。連載終了後、佐藤健さんが主演の実写映画化も大ヒットしました。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では『るろうに剣心』の主人公「緋村剣心の名言」をピックアップし、人気投票を実施します。

それでは、アンケート対象となっている「緋村剣心の名言」を紹介します。
「剣は凶器。剣術は殺人術。どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」
記念すべき第1話で登場した名言です。剣術を暴力行為と捉えている鬼兵館道場の頭目・比留間伍兵衛に対して、剣心はこのセリフを口にしました。
実はこれ、師匠である比古清十郎から託された格言。しかし、両手を着物の中に収め、うつむき加減で呟く表情は、どこか寂しさを感じます。第1話の時点から、かつて人斬りとして多くの人々を殺めてきた、剣心の胸中が示唆されていました。
「けれども拙者は、そんな真実よりも、薫殿の言う甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよ」
第1話で、「剣は凶器……」のあとに、剣心が続けた名言です。こちらは、神谷活心流道場を受け継ぐ神谷薫に向けて伝えた言葉です。神谷活心流を受け継ぐ薫は、「剣は人を活かすもの」と理念を掲げていました。
ところが神谷活心流道場の乗っ取りを企てる比留間喜兵衛と、その弟である比留間伍兵衛は薫の理念を否定し、強大な力で神谷道場を奪い取ろうとします。剣心は自身の強さと優しい言葉で、薫を救いました。
「お喋りの時間はないんだ。殺してやるからさっさとかかってこい!」
東京編の第12話、薫を誘拐した鵜堂刃衛に剣心がマジギレした時の名言です。普段「おろ?」と言っている剣心からは、想像できない言動と冷徹な表情でした。
まさに「人斬り抜刀斎」、ザ・剣客と言わんばかりの雰囲気は、カッコイイ剣心ですね!
「死んだ者が望むのは敵討ちではなく、生きている者の幸福でござる」
京都編の第71話、家族を虐殺された少年・三島栄次に剣心がかけた名言。栄次は、虐殺行為に及んだ「尖角」を恨み、敵討ちを誓っており、剣心に倒された尖角にとどめをさそうとします。それを剣心が諭し、思いとどまらせました。
「復讐心は悲劇しか生み出さない」「自身の幸せを実現させてほしい」など色々な思いが詰まったこの名言は、剣心だからこそ口にできたのかもしれませんね。
「今までありがとう。そして……さようなら。拙者は流浪人、また……流れるでござる」
東京編の第57話、剣心は京都で暗躍している志々雄真実を討ち果たすため、東京を去ることに……。この名言は、薫に別れを告げる名場面で登場しました。
薫を大切に想っているからこそ、苦渋の決断を下した剣心。その言葉のはしばしに感じる悲しみや苦悩……。彼の胸中がヒシヒシと伝わってきます。
「時代を創るのは『刀』ではなく、それを扱う『人』でござる」
京都編の第77話、刀鍛冶・新井青空の心を突き動かした名言です。当初、新井青空は刀を殺人の道具と考え、剣心に刀を渡すことに抵抗を感じていました。
しかし、剣心が「時代を~」と刀の本質を語り逆刃刀・真打を譲り受けたのです。この逆刃刀・真打によって剣心は激闘を耐え抜くことができました。彼の戦いの歴史を語る上で欠かせない名言です。
「もしここでくたばるならば、相楽左之助は最初から、それまでの男だったという事でござる」
剣心の元妻・雪代巴の弟で、剣心に恨みを抱く雪代縁との因縁を描いた人誅編のプロローグ、六人の同志との戦いで剣心が放った名言です。
六人の同志は、凄まじい破壊力を持つ武装集団。しかしながら剣心は、彼らの襲撃に全く動じませんでした。「それまでの~」と冷たい言葉を口にしているものの、長年にわたって共闘してきた左之助への信頼感が伝わってきます。
「ただ強ければ生き、弱ければ死ぬという『弱肉強食』の時代だけは絶対に間違っているんだ」
京都編の第148話、志々雄一派との戦いが終わったシーン、弥彦は「俺たち勝ったんだよな? 正しかったんだよな?」と問いかけます。
この答えとして剣心は、「ただ強ければ~」と語りました。深い言葉を口にする凛とした横顔は、多くの読者の脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。
「『剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!』それが拙者が見出した答でござる!!」
人誅編の第246話、剣心は絶体絶命のピンチ。雪代縁から自害を進められます。それでも、「自身を必要としてくれる周囲の人々のために、生き抜かなければならない」と再起します。
この名言は剣心が元人斬りとして多くの仲間と出会ってきて、贖罪(しょくざい)を続ける中で得た答えなのでしょう。胸にグッと突き刺さり、心に染み入ります。
「ただいまでござる」
京都編が完結した第151話、京都での激闘に終止符を打ち、穏やかな日常が戻ってきました。
薫や左之助たちに剣心が「ただいま~」と声をかけるシーンは、実に清々しい。それぞれの表情と背景の青空にホッとします。
その他
るろうに剣心は、週刊少年ジャンプでの連載が終了した現在も『ジャンプスクエア』にて北海道編が連載中です。そのため、主人公である緋村剣心の名言も新たに生み出され続けています。
今回紹介した名言以外の言葉が好きだという人は、その他への一票とコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
以上が投票の対象となる「緋村剣心の名言」になります。ぜひ、下の投票欄から投票してくださいね。
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