【難読地名】「地元民しか読めない!」と思う福岡県の市町村名ランキングTOP34! 第1位は「築上郡上毛町」【2024年最新投票結果】

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 九州地方に位置している福岡県。福岡市を県庁所在地とし、九州最大の都市圏を形成しています。博多ラーメンやもつ鍋、辛子明太子など福岡ならではのグルメも豊富です。

 そんな福岡県には、いくつかの難読地名があります。そこでねとらぼでは、2024年5月6日から5月13日にかけて、「『地元民しか読めない!』と思う福岡県の市町村名はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。

 今回の投票では、合計で856票が集まりました。投票していただきありがとうございます。数ある福岡県の市町村のなかで、一体どこが人気を集めたのでしょうか。さっそくランキングの上位を見ていきましょう。

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調査概要

調査期間2024年5月6日〜5月13日
有効回答数856票
質問「地元民しか読めない」と思う福岡県の市町村名は?
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第5位:宗像市

 第5位は、「宗像市(むなかたし)」です。福岡県の北部、福岡市と北九州市の中間に位置する宗像市は、三方を山に囲まれ、残る一方を玄界灘を臨む自然豊かなエリアです。かつて神の領土として「神郡」に指定されていたこともあり、「宗像大社」や「鎮国寺」をはじめ、歴史のある神社や寺院が数多く残っているところも特徴。また、豊かな自然環境をいかした「玄ちゃんアジ」や「玄海とらふく」などのご当地グルメも楽しめます。

 宗像市の地名は、沼沢地に接する集落を意味するムネ(高くなったところ)・カタ(方)や、ヌマ(沼)カタ・ガタ(潟)が変化した説や、宗像三女神の降臨・鎮座に際して、その形代を奉祭したことから「身の形」「身の像」と称したという説もあるようです。

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第4位:嘉穂郡桂川町

 第4位は、「嘉穂郡桂川町(かほぐんけいせんまち)」です。桂川町は、福岡県の中央部に位置する人口1万2000人ほどの町。町内には国の特別史跡に指定されている「王塚古墳」があり、「土師焼」(はじやき)の産地としても知られています。

 難しい漢字が使われている地名ではないものの、初見だと「かつらがわ」と読んでしまう人もいるかもしれませんね。

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第3位:田川郡香春町

 第3位は、「田川郡香春町(たがわぐんかわらまち)」です。福岡県の北東部に位置する香春町は、資源にも恵まれ、近代ではセメント産業を中心に発展。1956年に3町村が合併し、現在の香春町が誕生しました。

 名前の由来は諸説あり、香春は古くから「河原」「鹿春」「清河原」「加波流」「賀春」「香原」など、さまざまな漢字で書かれてきました。また、カパル(急険な)カグポル(金曜日)から派生したという説や、「川原」のあて字で、金辺川(清瀬川)の美しい川原を意味するという説などがあります。

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第2位:直方市

 第2位は、「直方市(のおがたし)」です。福岡県の北部にあり、筑豊平野のほぼ中央に位置しています。直方の正しい読み方は「のおがた」。「なおかた」「ちょくほう」「のうがた」と読まれることも多く、地元民でなければ初見で読むのは難しいでしょう。「地元民でも読めない」といった意見もあるほどです。

 かつてこのあたりは東蓮寺村と呼ばれていたそうで、1675年に東蓮寺藩から直方藩へと改名。中国の古典『易経』を参考にしつつ、縁起の良い文字を当てたとされています。

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第1位:築上郡上毛町

 第1位は、「築上郡上毛町(ちくじょうぐんこうげまち)」です。2005年に新吉富村と大平村が合併して誕生した町で、福岡県の東部に位置しています。上毛の正しい読み方は「こうげ」。「上」の漢字を読む場合は、「うえ」「うわ」「じょう」「かみ」が一般的で、「こう」と読むのは難しいでしょう。

 上毛町の由来は、かつてこのあたりが「上毛郡」と呼ばれていたことからですが、なぜ「上」を「こう」と読むようになったのかは分かっていないようです。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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