日本は創業100年を超えるような“老舗企業”が多い国だと言われています。日経BPコンサルティングが調査した「長寿企業が多い国」ランキングでは、世界の中でも日本が圧倒的な1位という結果に。
では、そうした老舗企業の割合が特に多い都道府県はどこなのでしょうか。今回は、帝国データバンクが発表した『「老舗企業」の実態調査」』から、都道府県別のランキングを紹介します。なお、このランキングは「老舗企業の実数」ではなく、全企業数に占める老舗企業の割合(老舗企業出現率)で順位を付けています。
【出典】:「老舗企業」の実態調査(2019年)/帝国データバンク
第3位:新潟県
第3位は新潟県。老舗企業数は1379社で、老舗企業出現率は4.29%となっています。新潟といえば、米どころであり酒どころということで、酒造業者が多く存続しているようです。また、新潟は古くから北前船など海運業で栄えた商業都市ということから、力のある企業が育ちやすい環境にあったと考えられます。
第2位:山形県
第2位には、同じく日本海側から山形県がランクイン。老舗企業数は766社と必ずしも多いとは言えませんが、老舗企業出現率は4.68%に上ります。
最上川河口の酒田は、新潟と同じく江戸時代から海運業が盛んで、豪商の多かった地域。その繁栄ぶりは、ドラマ「おしん」にも描かれています。また、山形もいわゆる酒どころで、出羽桜(出羽桜酒造)や十四代(高木酒造)、くどき上手(亀の井酒造)といった全国的に有名な老舗酒蔵の銘柄があります。
第1位:京都府
第1位は京都府。老舗企業数は1403社、老舗企業出現率は4.73%です。
この結果は、多くの人が予想した通りではないでしょうか。とはいえ、企業が長寿を保てる理由は、ただ日本の都として歴史が古いからというだけではありません。さまざまな文化芸能の継承や神社仏閣の保存など、伝統工芸を守り育てる土壌が、老舗企業の存続を強く後押ししているものと考えられています。
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