京都府宇治市にある「ニンテンドーミュージアム」は、任天堂の歴史や遊びの文化を体感できる施設です。高倍率の抽選に打ち勝ったので、春休みに家族で行くことにしました。そこで待っていたのは、思わず胸が熱くなる“粋な仕掛け”だったのです。
ニンテンドーミュージアムとは?
ニンテンドーミュージアムは、任天堂の歴史やものづくりのこだわりを体験できる施設で、2024年10月にオープンしました。ファミコン以前のおもちゃから最新のゲームまで、任天堂がこれまで発売してきた製品の数々が展示された「知る」コーナーや、館内のみで使える「コイン」を使ってさまざまな過去の娯楽を今の技術でアレンジしたあそびとして体験できる「体験する」コーナー、そこにいるだけでワクワクしそうなカフェ「はてなバーガー」など、見どころが満載。入館には事前予約(抽選)が必要となっています。
ゲーム大好きな息子が持って行ったのは……
今回ニンテンドーミュージアムを訪れることになり、息子がまず準備したのが「ニンテンドー3DS LL」です。我が家の息子は、今年中学生になったばかり。1年半ほど前の誕生日、小学5年生だった息子にリクエストされたのが「ニンテンドー3DS LL」でした。3DS LLは2012年発売なので、自分が生まれる前のハードを欲しがるほどのコアなゲーム好き、任天堂好きなのです。母からすると「DSは持ってたけど3DS LLとは?」という感じでした。
そんなニンテンドー3DSに備わっているのが「すれちがい通信」です。これは3DSを持った人同士が街中などですれ違うだけで、自動的にゲームデータを交換する機能。かつては社会現象にもなりましたが、現在はハードが流通していないだけでなく、オンラインプレイサービスも終了しているためすれ違うこと自体が「レア」になっています。それでも息子は、人が多く集まる場所には持参して「横浜で1人すれ違えた!」などと楽しんでいました。
旅行の準備中、息子はいそいそと3DSをリュックに詰めて「何人とすれ違えるかな~」と語っていました。当日はミュージアムの展示や体験に夢中で、3DSのことはすっかり忘れていた様子。そしてホテルに戻る電車の中で見てみると、そこには任天堂の“粋な仕掛け”があったのです。
えっ? ニンテンドーミュージアムの人がいる!
息子が3DSを開いたところ、「8人もすれ違ってる!!!」と大興奮。そして「え? なんかニンテンドーミュージアムの宮本ですって出てるんだけど」。これには親もびっくりして、「え、宮本さんてあの宮本さん!?」と覗き込むと、「ニンテンドーミュージアムのMiyamotoです」と表示されているではありませんか。宮本さんの前には「ニンテンドーミュージアムのTakahashiです」、続いて「ニンテンドーミュージアムのFurukawaです」……ええええええええ!!!!
「マリオ」「ゼルダ」「ピクミン」などの生みの親として知られる任天堂の代表取締役 フェローの宮本茂さん、任天堂取締役専務である高橋伸也さん、そして任天堂代表取締役社長である古川俊太郎さんのMiiがやってきたのです……!
令和の今、人が多く集まる都内の商業施設などでも1人すれ違えば御の字というなかで、ニンテンドーミュージアムにこんなサプライズが仕掛けられていたなんて……。ほかに同志(?)が5人もいたこともすごい。
「ニンテンドーミュージアムだったらたくさんすれ違えるかな」とワクワクして3DSを持って行った無邪気な息子の思いと、任天堂様の粋なはからいに感動しながら帰路についたのでした。ありがとう任天堂。ありがとうニンテンドーミュージアム。またいつか絶対行くね。
「ニンテンドーミュージアムに『3DS』を持って行った結果」詳細画像は、次のページからご覧ください!
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