第5位:花屋の政(鍛冶屋の政)
第5位は、村上弘明さんが演じた「花屋の政(鍛冶屋の政)」です。当初は表稼業として花屋を営んでいましたが、「必殺仕事人V・激闘編」以降は鍛冶屋に転職。裏稼業での仕事のしかたも同様に変わっており、花屋のときは折った花の枝、鍛冶屋になってからは組み立て式の手槍を使用し、悪人たちを突き殺していました。
第4位:組紐屋の竜
第4位は、京本政樹さんが演じた「組紐屋の竜」です。表の職業は組紐職人で、口数の少ない物静かな性格もありミステリアスな雰囲気が魅力。裏稼業の際には、得物の組紐を相手の首に絡め、天井板などを使って宙吊りにして窒息死させます。伊賀出身の抜け忍という出自を生かし、後には偵察など情報収集でも活躍していました。
第3位:飾り職人の秀
第3位は、三田村邦彦さんが演じた「飾り職人の秀」です。普段は飾り職人として、かんざしなどを制作しています。当初は仕事道具としてノミを使用していましたが、後にかんざしに持ち替え、悪人たちを成敗していきます。義理人情に厚い人柄もあり、自ら事件に巻き込まれていくこともしばしば。登場当初はまだ若かったこともあり、感情が先走るあまり暴走することもありましたが、年を重ねるにつれ大人の男に成長していきました。
第2位:三味線屋の勇次
第2位は、中条きよしさんが演じた「三味線屋の勇次」です。表向きは母親のおりくと共に、三味線屋として生計を立てています。女遊びの激しいことで知られており、キザでクールなふるまいをしますが、根っこの部分では情に厚く、時には優しさを見せることも。
裏稼業でもおりくと同様、三味線を使い悪人たちを成敗していきます。三味線の三の糸を標的に投げ巻きつけることで、さまざまなものに絡めて首を絞めたり吊り上げることで仕留める殺し技の使い手。最後の仕上げに、吊り上げた糸を指で弾きとどめを刺す、粋な姿が印象的です。
第1位:中村主水
そして第1位は、藤田まことさんが演じた「中村主水」でした。初登場作は「必殺シリーズ」2作目となる「必殺仕置人」で、当初は主役ではありませんでした。しかし、お茶の間の人気を得たことから、後の作品では主人公として定着し、シリーズ全体を代表するような存在となりました。
表の職業は奉行所に勤める定町廻り同心ですが、その勤務態度は不真面目なため、作中では何度か閑職に追いやられたことも。典型的な昼行燈といった雰囲気で、家では冴えない「ムコ殿」として、義母のせんや妻のりつにいびられています。しかし実は、さまざまな流派を修めた一流の剣客で、裏稼業ではその技をいかんなく発揮します。
投票結果(グラフ)
投票結果(票数)
順位 | 項目名 | 票数 |
1 | 中村主水 | 610 |
2 | 三味線屋の勇次 | 282 |
3 | 飾り職人の秀 | 257 |
4 | 組紐屋の竜 | 195 |
5 | 花屋の政(鍛冶屋の政) | 89 |
6 | おりく | 64 |
7 | 山田朝右衛門 | 56 |
8 | 畷左門 | 43 |
9 | かげろうの影太郎 | 36 |
10 | 経師屋の涼次 | 33 |
11 | 渡辺小五郎 | 24 |
12 | からくり屋の源太 | 15 |
西順之助 | 15 | |
14 | 鹿蔵 | 14 |
15 | 仕立て屋の匳 | 13 |
16 | 夜鶴の銀平 | 12 |
17 | 胡桃割りの坐坊 | 8 |
18 | おとわ | 6 |
リュウ | 6 | |
20 | お歌 | 4 |
瓦屋の陣八郎 | 4 | |
泣きぼくろのお宮 | 4 | |
23 | 玉櫛 | 3 |
24 | 夢次 | 2 |
カルタのリキ | 2 | |
その他 | 117 |
調査概要
調査期間 | 2021年9月17日 ~ 9月23日 |
---|---|
有効回答数 | 1914票 |
質問 | 「必殺仕事人」シリーズで好きな仕事人は? |
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