「やっとエンドレスエイトから抜け出せた」　“涼宮ハルヒ”新刊発売にネット上で“驚愕”の声多数

　8月31日、人気小説“涼宮ハルヒ”シリーズの新刊『涼宮ハルヒの直観』が約9年半ぶりに発売されることが発表されました。11月25日発売です！　ずっと待ってたよ……。

　発表直後、ネット上は祭り状態となり大いに盛り上がりました。本記事ではその反応をまとめていきたいと思います。

「涼宮ハルヒ」のトレンド件数

　SNS分析ツールで「涼宮ハルヒ」を含むツイートを解析したところ、12時～13時までの1時間で4万7893ツイートされていました。8月31日は作中で夏休みを繰り返す「エンドレスエイト」の最終日ということもあり、0時から11時まで、1時間あたり500ツイートほどされていました。

「生きているうちにまたハルヒが見れるとは」など喜びの声

　『涼宮ハルヒの直観』の販売が発表されて、Twitterでは約9年半続編を待ち続けていたファンたちから喜びの声がたくさん投稿されました。

　「生きているうちにまさかハルヒがまた見れるとは」や「驚愕のとき、秋葉原ではゲーマーズなどが深夜早朝販売。あれから9年か……」など、突然の発表に驚いたり感傷的になったりする人も多く見られました。この9年半の間に、2019年には新装版も発売されましたよね。角川文庫版『涼宮ハルヒの憂鬱』にはSF作家として有名な筒井康隆氏による解説も収録されていて、ハルヒのストーリーの奥深さが伝わってくるので、これを機に原作を買おう（買い直そう）と思っている人は、角川文庫版も視野に入れてみてください！

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　中には涼宮ハルヒシリーズの舞台である坂に行ってきたという人もおり、写真をアップしていました。気軽に行けるのいいなぁ。

「エンドレスエイトから抜け出せた」8月31日に発表されたことにも言及

　先述の通り、8月31日はエンドレスエイトの最終日。エンドレスエイトは涼宮ハルヒが「夏休みを満足しきれていない」ことが原因で夏休みをループするというストーリー。テレビアニメでは8週間連続で同じストーリーを繰り返したことでも有名ですね。

　そんなエンドレスエイトにかけて、Twitterでは「やっと作者が今年でエンドレスエイトから抜け出せたようですね」や「なんか夏が終わったらハルヒ予約できるのが個人的に嬉しいな。エンドレスエイトを乗り越えた先みたいな感じで」などツイートする人がたくさん見られました。

　一方で、9月1日から『涼宮ハルヒの直観』の予約が始まるということで、「ハルヒ新刊9月1日予約開始ってそれエンドレスエイトする気満々じゃん」「ハルヒ新刊が8月31日に発表、夏休み最終日だしこれは実質エンドレスエイト、ループするのでハルヒの新刊は一生出ない、の3連コンボ草」といった声も。まぁループを認識できていたの長門だけだから大丈夫。

「待っている時間が長すぎて忘れた」との声

　また、9年半待っていたからストーリーを覚えていないという人が続出しました。中には『涼宮ハルヒの分裂』で登場した重要人物である佐々木の名前が思い出せないという人や、映像化されている『涼宮ハルヒの消失』以降のストーリーを思い出せないという人も見られました。さすがに9年半は長かった。

　涼宮ハルヒシリーズが発売された日をまとめているツイートもありました。『涼宮ハルヒの分裂』から『涼宮ハルヒの驚愕』までの4年間も長く感じたけどね……。

メインストーリーが進まないことに落胆

　待望の涼宮ハルヒシリーズの新作ですが、今回は書き下ろしエピソード「鶴屋さんの挑戦」に画集・雑誌に収録された短編2編を加えたもので、『涼宮ハルヒの驚愕』の続きではないということで「マジ？　と思ったけど短編集でメインストーリーじゃなかった……」「なにハルヒ新刊言われてるけど別にメインストーリーは進まないやつ？」と落胆する声もよせられていました。

　でもやっぱり、谷川流氏が筆をとった涼宮ハルヒの新作本ということで、楽しみですよね！　きたる11月25日を待ちましょう！

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