全国の小中学生を対象に、毎年実施されている「全国学力・学習状況調査」。いわゆる「全国学力テスト」。毎年、都道府県ごとに各教科での正答率などの詳細なデータが公表されています。
そこで今回は、最新の調査結果をもとに、国の教育戦略としても重要視される中学生の「数学」を、平均正答率の高い順にランキング化しました。はたしてどの都道府県の正答率が最も高かったのか、結果を見ていきましょう。
出典:国立教育政策研究所
第3位:東京都(60%)
同率での第3位となったのは東京都。正答率は60%でした。東京都は人口の多さに伴う学校の数だけでなく、塾をはじめとする教育機関が多いこともあってか、数学や英語といった教科ではいずれも好成績となっています。
第3位:秋田県(60%)
同じく3位となったのは「秋田県」でした。正答率は60%です。秋田県はここ数年、学力テストで全教科でTOP3圏内に入る成績上位常連となっています。人口減の影響もあり早くから「少人数学級」を取り入れ、きめ細やかな指導ができる体制をとっていることが特徴的です。生徒主体でお互いに教えあったり、協力しあったりといった、いわゆる「寺小屋スタイル」を実施している学校なども注目されています。
第2位:福井県(61%)
第2位には「福井県」がランクイン。正答率は61%でした。福井県も学力テストの上位成績常連となっています。福井県の強さの理由として考えられるのは、秋田県と同じく小中学校の1クラスの規模が小さいこと。生徒それぞれに先生の目が行き届くことが、学力の底上げにつながっているのかもしれません。ちなみに、秋田県と福井県は通塾率が低いことでも知られています。塾に行かなくても、学校だけで十分な教育が行われているようです。
第1位:石川県(63%)
そして第1位となったのは「石川県」でした。正答率63%となっています。石川県は金沢大学の研究者と連携し、県を挙げて子どもの学力向上に注力。県の掲げる教育方針は「いしかわ学びの指針12か条」と呼ばれており、生徒の弱点の洗い出しや家庭学習の意識付け、綿密な授業づくりなどを県や地域、研究機関が総力を挙げて実施しました。こうした石川県の取り組みが見事に結果を出したことは、日本の教育システムにとっても大きな影響をもたらすかもしれません。
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