火災時の消火活動からAEDの使い方などを住民に教える応急救護指導など、地域住民に向けて幅広い活動を行う消防団。分団を含めるとその数は2万4000団を超えますが、全国における分布状況はどのようになっているのでしょうか?
今回は人口10万人あたりで「消防団の数が多い都道府県ランキング」をお届けします。データは消防庁の「消防白書(令和2年)」「都道府県別市町村消防組織一覧」の「消防団」と「消防分団」を加算し、「令和2年国勢調査」における各都道府県の人口で除算し10万を乗算した値となります。
それではTOP3から見てみましょう!
(出典:消防庁「消防白書(令和2年)」、政府統計の総合窓口e-Stat)
第3位:長崎県(55.2団)
第3位は長崎県でした。人口10万人あたりの消防団数は55.2団です。
消防団は団本部に各分団がぶら下がる組織構成となっていますが、この団本部の数に比して分団の数が多いのが長崎県の特徴となっています。長崎県における団本部(21団)あたりの分団(704団)の数は約34団で、全国で最も多い数値となります。
第2位:徳島県(62.5団)
第2位は徳島県でした。人口10万人あたりの消防団数は62.5団です。
徳島県の消防団の数は450団と決して多くはなく、最も多い兵庫県(1280団)と比べると、約3分の1です。一方で徳島県の人口は全国で下から4番目の約72万で、人口に対する消防団の割合が高いことから2位にランクインしています。なお、徳島県とほぼ同数の消防団を持つ大阪府(1万340団)の人口は、約884万人です。
第1位:青森県(66.1団)
第1位は青森県でした。人口10万人あたりの消防団数は66.1団です。
青森県は2019年における人口1万人あたりの出火件数(出火率)が4.7件、人口10万あたりの火災による死者数は2.9人で、それぞれ全国最多となっています。さらに青森県の人口密度は全国41位と、理論上では人と人との距離が遠い地域であり、このことからも人口10万人あたりの消防団の数が多いことに影響しているものと思われます。
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