教科指導や学校生活での指導を通し、子供の価値観や知的土台を作り上げる教師。その仕事のやりがいは疑うまでもありませんが、労働条件などによって各個人で異なることも事実でしょう。
ところで、教員の自らの仕事への満足度は国よって大きな違いがあるのでしょうか? 今回はOECD.Statのデータをもとに「教師という仕事に満足している国ランキング」をお送りします。
※本ランキングは2018年にOECD加盟国48カ国・地域を対象とし、自らの仕事に満足を感じている中学校教師の割合が高い順に、各国を順位化したものです。
(出典:OECD.Stat)
第3位:ベトナム
第3位はベトナムでした。仕事に満足している教師の割合は96.4%です。
別データを見ると、ベトナムの中学校教員で給料に満足している人の割合は52.4%と48カ国中12位、雇用条件(給料以外)に満足している人の割合は76.3%で13位でした。ベトナムでは子供の学習意欲が高く、OECDが2013年に発表した学習到達度調査によれば、ベトナムの子供の授業外の学習時間は、68カ国・地域中5位でした。子供の学習意欲が教師へのやりがいにも影響しているのかもしれませんね。
第2位:オーストリア
第2位はオーストリアでした。仕事に満足している教師の割合は96.5%です。
別データを見ると、オーストリアの中学校教員で給料に満足している人の割合は69.9%と48カ国中4位、雇用条件(給料以外)に満足している人の割合は85.0%で1位でした。
OECDの2018年のデータによれば、オーストリアの教師の労働時間は週35時間程度。ゆとりをもって働けることが、同国の労働条件や教師としての仕事への満足度を高めているのかもしれません。
第1位:メキシコ
第1位はメキシコでした。仕事に満足している 教師の割合は97.9%です。
別データを見ると、メキシコの中学校教員で給料に満足している人の割合は41.4%と48カ国中19位、雇用条件(給料以外)に満足している人の割合は62.2%で30位でした。いずれの数値も平均値並みもしくは平均値を下回る数値ですが、教師としての仕事への満足度が高いという意外な結果でした。
なお今回の全体の平均値は、教師という仕事に満足している人の割合が90.3%、給料に満足している人の割合が39.4%、雇用条件(給料以外)に満足している人の割合が65.6%でした。また日本の順位は48カ国中46位(81.8%)でした。
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