20代以下が「移住したい都道府県」ランキングTOP10! 1位は「静岡県」【2021年調査結果】

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 移住希望者の支援を行っている認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」の発表によると、2021年にセンターが受けた移住相談件数は、過去最高の4万9514件。地方への移住といえばシニア世代が中心でしたが、ここ数年は女性や若者の相談者が増加傾向にあります。

 そこで今回は、同センターが実施したアンケート調査をもとに、若年世代にあたる20代以下の相談者の「移住希望都道府県ランキング」を紹介します。まずはランキングをTOP3から見ていきましょう。

(出典:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター「2021年の移住相談の傾向、移住希望地ランキング」

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第3位:宮城県(7.3%)

画像は「写真AC」より

 第3位は「宮城県」で、20代以下の7.3%が希望地としてあげています。仙台駅から東京駅までは、新幹線を利用すれば最短で1時間半ほどとアクセスが良く、駅周辺には大型の商業施設から個人店までさまざまなお店がそろっています。人口100万人を超える仙台市では働き口が多く生活利便性も高い一方で、自然が多くあるのも魅力といえそうです。また、宮城県には石巻港や気仙沼港など有名な漁港が多くあり、新鮮な魚介類を食べられるのもうれしいですね。

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第2位:広島県(8.3%)

画像は「写真AC」より

 第2位は「広島県」で、8.3%が希望地としてあげています。世代別で見ると、広島県が移住希望先としてTOP3に入ったのは20代以下のみでした。広島県は2021年度に移住支援のためのオンラインセミナーを39回も実施。イベントでの相談傾向などを分析して県庁自ら企画を立ち上げるなど、移住希望者のニーズに応えるための活動に力を入れています。牡蠣やレモンなど、広島産の有名な食材が多くあるのも魅力的ですよね。

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第1位:静岡県(10.4%)

画像は「写真AC」より引用
画像は「写真AC」より

 第1位は「静岡県」で、10.4%が移住希望地としてあげました。静岡県は2020年以降、最も人気のある移住希望先。今回の調査でも、70代以上を除く全ての世代で1位に輝いています。温暖な気候で過ごしやすく、静岡市や浜松市のような70万人以上の人口を持つ都市がある一方で、海・山・川などの自然環境にも恵まれています。首都圏・中京圏・近畿圏の三大都市圏からのアクセスも良好で、地方移住へのハードルが低い点も人気の理由かもしれません。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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